2017
06.10

豆腐やら、モンドセレクションやら、月曜の雷雨やら


 なんでも今、豆腐の定義を決めようとしてるんだとか。
 というのは、豆腐業界のスーパーの安売り豆腐対策らしいんです。

 で、その定義(案)なんですけど、大豆の割合(大豆固形分)が10%以上を「とうふ」。8%以上が「調製とうふ」。6%以上が「加工とうふ」というものなんだとか。

 って、6%以上が「加工豆腐」なら、10%以上でも「加工豆腐」じゃないの!?とか思ってしまったんですけど、あ、そうか。10%以上じゃなきゃ「とうふ」の名称は使えないよ、ってことか(笑)

 まーねー。
 私が普段食べてるのは、35円という値段から言って、たぶん「加工豆腐」に属してると思うんですけど、それで全然満足してるんですよね。
 てことは、その案が通っても通らなくても、豆腐の購入にはほとんど関係なさそうかなぁーって(笑)
 ていうか、「加工豆腐」で麻婆豆腐を作ったら、それは麻婆加工豆腐になるの? ←確かにウマくなさそうだwww

 ま、確かに伝統の味は大事なんでしょうけどね。
 でも、それを言ったら「豆腐は庶民が日々食べる物」というのだって伝統なわけで。
 ていうか、誰しも「節約するとしたら、まず食費」と答える世の中で、安売りの豆腐の名称を「加工豆腐」としたからって、高い豆腐が売れるようになるとは思えないけどなぁ…。

 だって、今はメニューの決定権が子供にある家庭も多いわけでしょ。
 マクドナルドだの、コンビニの食べ物だの、今の世の味に慣れた子供が、(10%以上の)「とうふ」が食べたいって言うとは思えないですよね(笑)

 豆腐といえば、「ザク豆腐」が話題になったけど、豆腐業界もそっち(商品開発)の方に力を注いだ方がいいよーな。
 例の品薄で高値で売り買いされてるポテトチップスだって、普通のポテトチップスじゃなくピザ味だったりするわけですよね。
 そんな風に、ピザ味の豆腐とか(笑)、あと、そう!麻婆豆腐味の豆腐なんていいんじゃない?
 「パックを開けたら、もぉ麻婆豆腐!」なんて(爆)

 ていうか、チーズは本場じゃ何百種類ってあるわけだし。豆腐だって、向こうじゃいろんな味があるらしいじゃない。
 それでいいんじゃないの?(笑)

 そうそう。麻婆豆腐っていえば、これで豆腐が高い食べ物になっちゃったら、麻婆豆腐の素メーカーはどうするんでしょうね?
 だって、豆腐が高くなったら、麻婆豆腐の素の売り上げ、絶対落ちますよね。
 対抗措置で、麻婆豆腐の素っていうのはやめて、「麻婆茄子の素」の名称で売っちゃったりして(笑)
 意外と豆腐の売り上げに響きそwww



 ま、そんな豆腐はともかく、今週なにがビックリって、一番ビックリしたのは、かの「モンドセレクション」(笑)

 あれって。
 実は、ベルギーのそのモンドセレクションの本部に申し込み費用27万円払って。で、一定の基準を満たせば、必ず受賞出来るんだとか!
 銀賞、銅賞含めれば、申し込んだ商品の90%近くは受賞してるっていうからスゴイ!?

 モンドセレクションって言えば、私なんかの世代だと「バターココナツ」ですよね(笑)
 子供の頃、バターココナツを食べると、パッケージにその「モンドセレクション」のメダルの絵があって。
 バターココナツを食べながら、子供ながらに「ウマイからモンドセレクション金賞なんだなー」って思ったこと、確かにあります(笑)

 実は今、モンドセレクションに日本の会社の申し込みが殺到してて。
 例えば、今年の受賞商品約2700品のうち、半分近くが日本のモノなんだとかで。
 でもって、今年の授賞式が開かれたマルタ島では、タキシードやドレス姿のニッポン人がずらぁ~っと列をなしてて。
 いやはや、なんと言ったらいいのか……
 昔(バブルの頃)、ヴィトン。今、モンドセレクション?(笑)

 ま、私もモンドセレクションってどんなものか知らずになんとなーくありがたがって。
 たとえば、どっか旅行に行って、お土産のお菓子にモンドセレクションの例のメダルがあれば、「へー」って買ってたと思うんですよ(爆)

 そう考えるなら、27万円は安いんでしょうね。確かに。
 なに買おうか迷ってる時、モンドセレクションのメダルの絵がついてる商品をつい買っちゃうくらいのご利益、確かにあります。
 でも、それを知っちゃうとねぇ~。
 もぉ買わね、みたいな(笑)
 ま、なんだ。イワシの頭も信心からの類www

 しかし、TVでそんなモンドセレクションの実態(正体?)を紹介しちゃうっていうのは、「それを言っちゃぁ終しめぇーよ」的な行為なわけで(笑)
 いわゆる、悪口は、言うヤツより、言われてることを教えるヤツが悪い、みたいな(爆)

 ていうか、モンドセレクション云々よりも、子供の頃に刷り込まれた「バターココナツ=ウマイ=モンドセレクション」がいまだに強い影響を及ぼしてることにビックリしました(笑)



 ま、そんな、よくわからない「モンドセレクション」ですが(笑)、よくわからないと言えば月曜の都心の雷雨でした。

 「朝いい天気だったんで、雨降るなんて思わなかった」って。
 いやもぉ、やたら堂々と言ってるんで、思わず「スマホ持ってんでしょ!?」ってツッコん…

 いや、さすがに言いませんでした。
 だって、「いまだにガラケー使ってるヤツのひがみか!」なんて言われたらヤだもん(爆)
 ていうか、朝の天気予報で、都心はで午後雨の可能性高いって言ってたよね?


 で、以下は、スマホ持ってないヤツのヒガミでも何でもないんですけどね(笑)
 な~んか、つくづく思ったのは、スマホって、ホンっト特異な商品(機器)だなーって。
 あんな商品(機器)って、今までなかったんじゃないでしょうか。

 だって、他の商品(機器)、例えばTVや携帯電話が「生活をそれで便利にする」というのが、開発のコンセプトであるのに対して。
 スマホというのは、たぶん、それを使わせることでいかにユーザーにお金を使わせるか(ビジネスを展開・拡大できるか)が、そもそもの開発コンセプトになってるような気がするんです。

 つまり、ユーザー(一般消費者)のために開発されたものでなく、まず自社、次にそれを使って何かビジネス(商売orお金儲け)する会社や人のために開発されたものなんじゃないかって。
 そういう意味で言えば、スマホのユーザーというのは、本来はスマホで何かしらのビジネスをしている会社や人で。
 日々スマホを使っている人たちというのは、スマホのユーザーではなく。スマホで何かしらのビジネスをしている会社や人たちが展開するサービスのユーザーなんだと思うんです。

 いや。もちろん、スマホを使うことでいろいろ便利なっているのは確かです。
 でも、その便利は、スマホでお金儲けをするため、一般消費者に広く“使わせるため”の機能でしかないということなんじゃないでしょうか。

 いや、「別に雨に降られたからってどうってことないじゃん」と言ってしまうなら、それまでなんでしょうけどね(爆)


 って、まぁそういえば、「梅雨入り」と宣言されりゃぁ、雨の季節だなーって憂鬱になるけど、今日の天気を見てもわかるように、実際はそんな雨ばっか降ってるわけでもないわけで。
 ていうか、「梅雨入り」は、気象庁は後で実態に合わせて、こっそり修正するわけで、そんなもんにやいのかいの言うだけムダっていうか。やいのかいの言って楽しんでればいいんだよ、っていうか(笑)

 ま、そんな6月(爆)


 


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2017
06.04

金曜日から、えー、寒い?


 金曜日(6/2)から北西からの風が強くて、今日なんかも北側の窓を開けっ放ししてると涼しいを通り越して、もぉ寒いくらいです。
 うん。まぁそれでも昨日はそうでもなかったかな?

 金曜日の午前中は、いかにも梅雨の走りだなーって雲の空だったんですけど、午後から一転、乾燥した北西の強い風が吹いて。
 夕方なんか空も澄み切っちゃって、まるで冬の空みたいでビックリでしたね。
 夜も、星がやけに多い、多いwww

 どういう状況なんだろう?って。
 天気図見たら、ある意味冬型に近い感じなんですね。
 しかし、この時期にこんな陽気って、あまりないような気がするんですけど、どうなんでしょうね?
 記憶にないだけ? そういえば、やけに乾燥した日は去年あったけど、でも、あの日はすごく暑かったよなぁ…


 そういえば。
 冬といえば、乾燥で手荒れに悩む人も多いんでしょうけど、いや、実は去年の秋から続いてる手荒れがまだ治らなくって。
 変なのは、右手の小指と左手の人差し指だけなんですよね。
 それ以外は全然普通(?)

 最近思うのは、外からの刺激というよりは血行がわるい…、つまり運動不足なのかなぁーって(泣)
 というのは、長い時間座ってるとヒドくなってるような気がするんですよね。
 反対に長い時間立ってると、改善してるような?
 ていうのは、ご飯作った後、調子がいいような気がするんです。
 水や洗剤をさんざん使ってるにもかかわらず。
 でも、だからって歩いたりしてみても、特にどうってこともない気がするのがワケのわからないとこで…
 もしかして、食べれば治るとか?(笑)


 ま、そんなわけで。
 そうだ!家でパソコンパコパコしてる時、最近流行ってるという立ってパソコン使う机ってどうなんだろうってネットで見てみたんです。
 そしたら…

 いやもぉ軒並み、腰痛が改善、集中出来る、腰痛改善、集中、腰痛改善、集中、腰痛改善、集中、腰痛改善、集中、腰痛改善、集中、腰痛改善、集中……、と、いい話ばっか(爆)

 あぁつまり、これがコピペ記事ってことかって。
 たちまち胡散臭くなっちゃって、見るのやめちゃいましたとさ(笑)

 考えてみれば、よく立ち仕事の人が「足がむくむ」とか「足がだるい」とか言ってるわけで、立って仕事したらたちまちいろんなことが良くなっちゃうなんてこと、あるわけありませんよね。
 ていうか、立って仕事したり、座って仕事したりって、それ、たんに仕事に集中してないってことじゃないのぉ~なんて(笑)


 ま、そんなこんなで、最近は世の中で何が信用できないって、ネットに書いてあることが一番信用できない!って感じなんで(笑)
 ネットを見る時間が極端に少なくなってきたんですけど、とはいえ、ネットを見るのって、ある意味習慣になっちゃったこともあり、無駄にネットを見たい時ってありますよね(爆)

 でも、ネットのニュースを見るのは、もぉ絶対イヤ!だし(笑)
 とはいうものの、やっぱり無駄になんか見たい(爆)

 そんな相反する状況で最近気にいってるのが、ウェザーニュースのウェザーリポートの写真を見ること。
 「あー、ここ晴れてんだ」とか「こっちは雨かー」なんて。
 お天気オタクとしては、あれ、ネットを無駄に見るのにホントちょうどいいです(笑)


 そんなこんなで昨日も無駄に見てたら(笑)
 ウェザーリポートの冒頭の下に並んだ写真の中に「え?ゼロ戦!?」って写真があって。
 拡大してコメント見たらホントにゼロ戦で、何なんだろうってネットを見てみたら、例のエアレースが昨日行われてて、デモで修理したゼロ戦を飛ばしたんだとかで。

 へー、やっぱりカッコイイなー、ゼロ戦。
 な~んて、思っていてふと気がついたのは、
 なんだよ!結局、ネットの記事を見ちゃったじゃん!って。

 思わずムカついちゃった、6月の始まり(笑)






 ムカついたといえば、布団干してたら、バカ鳥がフンしやがって!
 とはいえ、さっき洗ったばかりなのに、もぉ乾いてるってスゴイ!(笑)



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2017
06.04

怪談:17.6.4『姉弟掛け合い怪談-その19』

 
 せっかく海に来たんだからって、みんなで海岸に行ったのはもう夕方だった。
 前にも話したが、その日はいい天気だった。
 いかにも夏もまだ初めって感じの、暑いのは暑いんだけど、でも、どこかさっぱりした暑さ。
 日差しの色にまだ透明感があるというか、そう、ちょっとアニメに出てくる夏のようだった。
 ただ、講義が終わって初めて気がついたんだけど、いつの間にか空は黒い雲に覆われていて。その雲もあちこち風にちぎれ、今にもザッときそうな空で。みんな、思わず、どうしようか?と顔を見合わせていたのだ。

 そうそう。
 例の母からの着信に気がついたのは、その時だった。
 母はメールとかめんどくさいタイプの人で――もちろん、当時はスマホはなかったし、LINEなんかもなかった――普段は留守電に何か入れることが多いのだが、その時は着信だけだったからなのだろう。
 なんだろう?と、変に引っかかったわたしは海に行くの行かないの言っているみんなを尻目に大広間の外に出ようと…、そう。着信の折り返しだから、たぶん大広間の中で発信ボタンを押して、耳に電話をあてながら歩いていたと思う。

 そういえば、普段そういう時って何を見ているんだろう。
 何かを見ていても、たぶんそれを見ていることを意識してなくって、そう、頭は目で見ているソレを意識から外して、電話の相手と話すことを考えていることが多いのか。
 その時のわたしも、たぶんそうだったと思う。
 電話にばかり気を取られて歩いてたら、目に入ってきた大広間の出入り口の向こうの回廊が伸びている風景にハッとしたのだ。
 真っ直ぐ…、というか、正しくは大広間の入り口から見ると、それはやや右斜めに伸びているのだが、その伸びている回廊の屋根の裏と板張りの廊下の風景が頭に入ってきて。
 それから、その横の竹林と反対側の庭が目に入ってきたんだと思うけど、あ…、違う、違う。あの時は、たぶん、大広間の入口から見て左側にある竹林を見た…、正しくは竹林に停まっている軽トラックに目がいってしまったんだと思う。
 その途端、というか、それはもう回廊の風景を見た時から始まっていたんだと思うけど、あの不思議な感じで頭の中が徐々に、徐々にウワーっとなってきて。
 そんな状態だったからか何なのか、竹林の軽トラックを見た瞬間、ソレが甦ってきた。
 ただ、C瀬さんが「既視感」と言っていたように。頭が勝手に見ている風景と過去の記憶と結び付けることで、前にも来たことがあるように感じちゃうんだろうなって思ったのも確かだ。
 だって、なによりわたし、関東の南は東京くらいしか来たことないんだもん。なら、それは気のせいということだ。
 ただ、その前…、そう。講義の合間にトイレに行った時にC瀬さんに会った時一瞬掴みかけた、とっても気持ちの悪い、何かこう記憶のようなもの。あれも、やっぱり既視感なんだろうか?とも思った。
 とにかく、あの時わたしは耳には電話の呼び出し音、目は竹林の軽トラックと周りのことに気もそぞろだった。

 そんなわたしに横から…、横といってもわたし視線はひたすら竹林の軽トラックの方を見ていたから、それはほとんど後ろから聞こえてきた。
「B××××」
「え?」
 わたしの名前を呼ぶ声に振り返ったそこ。
 本堂へと続く回廊の暗がりに立っていたその人って、ホント誰だったんだろう。
 あの時、ゼミのみんなは部屋の中で、海に行くの行かないのって話していた。だから、その時わたしに声をかけたそれがゼミのみんなであるはずはない。
 あっ!でも、先生は…
 あの日、海に行った時、先生はいなかったから、大広間の中の海に行くの行かないのの話の輪には加わってなかったはずだ。
 ということは、講義が終わった後。わたしが気づいてなかっただけで、一人、先に部屋を出ていて。電話をかけようと、わたしが大広間を出たところで先生が声をかけてきたってこともあるわけだ。
 でも…
 そう。結局、そこに戻ってしまう。
 あの時、後ろから聞こえてきたそれは、ゼミのみんなや先生がわたしを呼ぶ時に使う「Bちゃん」じゃなかったと思うのだ。

 繰り返すようだけど、その声の主は本堂へと続く回廊の方からわたしに声をかけてきた。
 その声に振り返ったわたしは、その顔を間違いなく見たはずだ。
 というか、そう。その顔を見たのなら、その後、その人と何か会話をしたはずなのだ。
 なのに、その記憶は全くない。
 それは――あとになって思えば――まるで、駅を降りた時からずっと続いている、あの不思議な感覚の正体に気づきかけたわたしの気を反らせるためにそこに現れたかのようで…。
 実際、その後、わたしはその感じを考えるのをやめてしまったし。なにより、母に電話するのもやめて大広間に戻ってしまったのだ。
 もし、その時、母と話してたら、あんなことはなかったかもしれないというのに…


 大広間に戻ろうと入り口のとこに行ったら、ちょうどみんながこっちに歩いてくるところだった。
「おらおら、Bちゃん。海行くぞー、おら!」
 A沢クンのお調子者ぶりは相変わらずだ。ついさっき、研究テーマのことで先生からあんなにしぼられていたというのに。
「あ、行くことになったんだ、海…。」
「あぁ。部屋で寝てるって言ってるヤツもいるけどね。
 Bちゃんは行くだろ?ていうか、買い出し、手伝ってよ。」
「えぇー、手伝いぃ。どうしよっかなぁー。ふふっ。」
「重いんだからさー。少し手伝ってよぉ。」
「えー、ムリ。だって、か弱いもん。」
「なにがか弱いだよ。そのデカい図体で。」
「ぜぇーったい行かない!」
 そこにC瀬さんがからんできた。
「え、なんだよBちゃん、行かないの?海。
 行こうぜー。ここに居たって、しょうがないじゃん。
 え?それとも、また、ぶぶっ。さっきみたくさ。ハハハ。
 また、ここはどこ?わたしはだれ?ってヨロヨロしてたいとか?
 ダメだって。
 そーいうのはさ、か弱い女の子じゃないと似合わないんだぜ。アッハハ。」
「ちょ、ちょっとC瀬さん!
 わたし、そんなこと言ってない――。」
「なになになに。なにがあったんです?」
「いや、うん。さっきさ。トイレ行って帰ってきたらさ。
 Bちゃん、あの回廊のとこで道に迷っちゃったみたいでさ。
 あっちキョロキョロ、こっちキョロキョロ。
 しまいにゃ目ぇ回しちゃって、フラフラーって。ハハハっ。」
「だから、そんなことやってないですよね。」
「あ、それ、講義が始まる前もそうだったんですよ。Bちゃん。
 そこんとこで、いきなりフラ~って。ハハハ。
 オレ、だから言ったんですよ。
 Bちゃんはガタイがデカいから燃費わるいだろうなーって。」
「B沢クンって、ホンっト、ワンパターンよね。」
「バカ!オマエ、それは言いすぎだぞ。Bちゃんに謝れ。
 仮にもな。Bちゃんは女の子なんだぞ。」
「仮にもって、何なんですか。もぉっ!」
 そんなことやって騒いでいると、やっぱり楽しそうに見えるのだろう。
 他の男の子まで一緒になってやいのかいの…と、なりかけた時。
「もぉさ。こーいうの、相手しなくていいから。
 ウチのゼミってさ。男がバカぞろいなのは、なんか伝統みたいでさ。
 去年もヒドかったんだけど、今年はさ、ほら、女の子が多いじゃない?
 もぉーさ。はしゃいじゃって、はしゃいじゃって…。
 もぉサル山のサルよ、サル!サルなみ。
 キャッキャ、キャッキャって。アハハ。」

 結局、そのままD子さんと、あと同じ学年の女の子たちで海に行ったんだけど…。
 わたしたち女子からそっぽ向かれて10歩くらい遅れてついてくる、C瀬さんやA沢クン、その他ゼミの男の子たちの群れは何だか妙にしょぼくれちゃって。
 それはなんだか、群れから追い出されちゃった若いオスザル同士、とりあえず肩寄せなぐさめあっているようで。
 海までの道すがら、わたしたち女子はそれを時々盗み見しちゃぁ、みんなでクスクス笑っていた。


 でも、せっかく行ったのに、海は誰もいなくって。変に寂しくって、まるで秋も遅くなった頃の海みたいだった。
 まぁ昼間の町中の様子からすれば、それはそうなんだろう。
 でも、海の様子も、水平線すれすれってくらいまで真っ黒な雲が重々しくたちこめ、なんだか今にもざっと降ってきそうな感じで。
 結局、すぐに戻ることになっんだけど、それは正解だった。
 というのも、その帰り道、買い出しを終えて店を出たら、外がやけに暗いのに驚いて。「早く寺に戻ろう」なんて言ってるそばから顔にポツリポツリ。
 「あ、降ってきた?」なんて足を速めていたら。どこからともなくカラカラ、カラカラ、音がやって来て。
 「なんの音?」って振り返った顔に雨粒がビチャっとあたった。
 と、たちまち、辺りはふわーっと雨の匂いに包まれていた。
「ひゃぁ!冷てぇ。」
「なんだよこの雨粒。やけに水の量が多いんだけど…。」
 なんて、空を見上げているうちはまだよかった。
 そのやけに水の量が多い雨粒が、たちまちザーザー降りに。
「ひぇー。」
「もぉダッシュ!ダッシュ!」
 妙臨寺まではそこからすぐだったのだけれど、それでも全員もぉびしょ濡れ。
 「やっぱり行かない方が正解だったなー」とか、「でも、買い出しは行くしかなかったわけだしー」とか。みんないろいろぼやいていたけど、でも、その顔は全員楽しそうだった。


 部屋で乾いた服に着替えた後は、結局また大広間に戻った。
 疲れちゃったから休んでるなんて言ってた子もいたんだけど、わたしはその部屋って薄暗いから好きじゃなくって。
 もっとも、外から聞こえる雨音はさらにゴーゴーと強くなっていたから、その圧迫感もあったのだろう。
 例の回廊に出て外を見たら、あの部屋が暗いというより雨雲で外が暗くなっていたことに気がついた。
 夏の初めだったから、まだ全然明るいはずの時間なのに。回廊から見る庭は、なんだかもぉ夜になってしまったようで。
 ただでさえ強い雨なのに。庭は棕櫚やソテツ、あと照葉樹のような葉っぱの大きな木ばっかりだったから、その葉に雨粒があたる音がバツバツ、バツバツすごかった。
 すっかり暗くなってしまった庭の中。視界の端で、ひょこひょこ動くものがあるのに気がついて見たら。
 それは、大きなソテツの下。その尖った葉の下に植わってるツワブキの葉が一枚、上から落ちてくる雨粒にあたるたび、ひょこひょことお辞儀を繰り返している。
 なぜか、わたしはそれをしばらくぼーっと見ていた。
 でも、そのうち、それが暗がりから何かが手招きしているようにも見えてきて。慌てて目を逸らしたのだ。
 あの不思議な感覚が甦ってきたのはその時だった。
 海に行ってから収まっていたというのに。
「……。」
 わたしは、ぼーっと。回廊の、雨が降りかかってこない所に立って。
 今は墨色に染まっている、庭の木々に雨があたる音を見ていた。
 そう。わたし、この風景、やっぱり前に見たことある…
 やっぱり、こんな風に雨の中、回廊から庭を見てた
 そうか。あの時もたた夜だから暗かったんじゃなくて、雨のせいもあったんだ
 そうよ。こんな風に、雨雲が屋根のすぐ上に垂れこめてて…
 庭の木々の葉っぱに雨があたる音がすごくて…
 それを見てたのよ
 でも、それっていつのことなんだろう…
 中学高校の時は夏休みというと、わたしは部活ばっかりだった
 だから、旅行なんて行かなかった
 てことは、小学生の時ってことか…
 小学生の時の夏休みっていったら、6年の時は裏磐梯よね
 5年と4年の時は、U未やみんなとプールばっか行ってたから旅行に行ってないし…
 3年の時はクルマで草津から日光に行ったんだったなぁ…
 その前は…、あー、そう。引っ越しがあったりで、旅行どこじゃなかったのよね

 そんな風に順々に時を遡っていったけど、夏休みにここに来たことはなかった。
 それはそうだ。そもそも、わたしは南関東の方は友だちと東京に遊びに行った以外ないのだから。
 そういえば、かの有名なテーマパークすら行ったことがなかった。
 でも…
 今、この回廊から見ているこの風景。そう、夜のように暗くなったこの庭で雨音をたてている南国っぽい木々
 あと、あの真っ黒い雲の真下にある本道の屋根のシルエットも…
 それらが、わたしの中のどこかにある記憶にそっくりそのまま重なるのは何なのだろう。

 ザーーー
 激しい雨は、まだ続いていた。
 相当な雨量なのだろう。どこからか、ピチャピチャ流れる水の音が聞こえる。
 そんな光景を見ていたら、それがそのいつのことかわからない時の風景と重なって、なんだか今がいつなんだかわからなくなってきて…
 雨音…
 墨色に染まった庭
 真っ黒な空
 その時わたしは、ふと回廊の方に視線を戻して……
「きゃ」

 それは、低く垂れ込める雨雲の下、墨色に染まった庭をぼーっと眺めていたわたしが、ふと回廊に視線を戻した時だった。
 回廊に戻したわたしの視界の中に、いきなり入ってきた真っ黒い女。
 一瞬、頭の中がぽかーんと真っ暗になった。
 わたしは目の前の真っ黒い女から逃れようと、たぶん無意識に後ずさったのだろう。
 でも、真っ黒い女は、そんなわたしに素早く駆け寄ってきた。
「ー、ー、ー…。」
 もう悲鳴すら出てこない。のどの奥で空気が擦れた音がするだけ。
 虚ろになった頭に、なぜかあの不思議な感じがうわーっと流れ込んでくる。
 もはや、わたしはどうすることも出来なくって。わたしの背より頭一つくらい高い、その真っ黒い女の顔を見上げた。
「だ、大丈夫?」
 気づけば、その真っ黒い女はD子さんの顔になっていて。そしてわたしは、D子さんに体を抱き止められていた。
「はぁー、はぁー、はぁー。」
「ごめん、ごめん。Bちゃん、ぼーっと立ってたからさ。
 あ、だから、おどかそうとしたわけじゃないのよ。
 でもさ。つい…。」
「はぁー、はぁー。大丈夫です、大丈夫。
 あー、でも、びっくりしたぁ…。」
 気づくと、D子さんの顔があまりに近くにあったので。何気に身を引くと、D子さんの体もわたしからすっと離れた。
「ホント、大丈夫?」
「ええ。大丈夫です、大丈夫。
 わたし、なんか、ぼーっと庭を見てたんですよ。
 でも、なんとなく目を戻したら、いきなりそこに人がいたから…。」
「だから、ごめんって言ってるじゃない。
 あー、だから、ホントおどかそうとしたわけじゃないのよ。
 いや、うん。先に声かければよかったんだろうね。
 でも、Bちゃん、ずっとぼーっとしてるから…。」
「あー、そうか。この雨の音で、足音が聞こえなかったんでしょうね。」
「あぁそうか。それもあったのかもね。
 でも、ホントごめん、ごめん。」
「いえ。ぼーっとしてたわたしが悪いんですから…。」

 って、つまり、それは例によって、A沢クンとC瀬さんたちの格好のからかいネタになるわけで。
 というか、D子さんもD子さんだ。そうなるのは目に見えているのに、大広間に行ってからわざわざ話しちゃうんだもん。もぉー。


「アッハハ。“きゃ”はないよな、“きゃ”は。
 Bちゃんのそのガタイで、“きゃ”はない。絶対ない。ないったら、ない!」
「だから、A沢。ハハハッ。
 オマエ、いくらなんだって、そこまで強調したらBちゃんに失礼だぞ。ハハハッ。
 仮にもな、ハハハッ、Bちゃんはな、ハハハッ。
 女の子…、ハハハッ。ダメだ。ハラいたくって。ハハハッ。」
「って、それ、C瀬さんの方がよっぽど失礼でしょ。アッハハ。」
「ばーか。オレはゼミの幹事だから、そのくらいは許されるんだよ。
 ねぇぇー。ハハハッ。」
「なんで許されるんですか!」
「あー、でもね。あの時のBちゃんの顔。
 あれは2人にも見せてあげたかったなぁー。
 人間の目って、あんなに真ん丸になるもんなんだーってさ。
 わたし、初めて知った。ふふふ、あははは。」
「ちょ、ちょっとD子さんまで!」
「ハハハッ」
「でもさ。そりゃD子さんだもん。Bちゃんだって驚きますって。
 だって、それこそ暗がりに大入道が現れたみたいなもんでしょ、イタっ!
 だから、D子さんのそのグローブみたいな手で叩かれたら、イタっ!
 もぉー。」
「ふふふ…。」
「ハハハッ」

 横に置いていたわたしのケータイがブルブルいったのは、そのタイミングだった。
 見れば母からで、あー、そうだっけ。さっき電話していなかったからそのままになってたんだっけと思いだした。
 立ち上がったわたしは電話に出ようと、大広間を出た。
 いや、3人は相変わらず笑っていた。涙を流して。
 そんな3人を尻目に、わたしは舌打ちするやら、笑っちゃうやら。
 「もぉー」なんて苦笑いしてたら、電話の向こうから母の声が聞こえてきた。
「あー、B美?
 あんた、電話台××××泊ま××××連絡先××××。
 ××見て電話×××××、B美、あん×、だいじょう××の?」
「えー、なぁに?聞こえない。」
 大広間の外は相変わらずの雨。さすがに、さっきよりは弱まったみたいだけど、でも、ここは葉っぱが大きな木ばっかりだから…。
「え、なに?今、こっちさ。スゴイ雨なの。
 その音でよく聞こえないんだけど…。」
「電話台のとこ!」
 こっちの状況を察したのだろう。あるいは、向こうまでこのスゴイ雨音が聞こえたのか。いきなり、怒鳴るようにして話す母の大きな声が聞こえてきた。
「え、電話台!?」
「電話台のとこに泊まるとこの連絡先っ、あんた、置いといたでしょ!」
「あぁ、うん。」
 今朝、こっちに来る前。わたしは、何かがあった時の連絡先と思って、この妙臨時の所在地と電話番号を置いておいた。
 ケータイが普及したこのご時世。宿泊先の電話番号を知らせてもあまり意味がないのだけれど、ま、以前からの習慣のようなものだ。
「それ見てっ、さっきっ、電話したのっ。」
「あ、そういうこと。…!?」
 特に何があったというわけではなさそうだったが、ただ、なら何で電話してきたんだろうと、わたしはちょっと変に思った。
「でさ!そこ。そこって、妙臨寺なんでしょ。
 あんたさっ、大丈夫なの?」
「だ、だ、大丈夫!?
 だ、大丈夫って…、えぇー、何が?」
 どうやら母が心配して電話してきたことはわかったけど、でも何を心配してるのかさっぱり要領を得ない。
「だからっ!妙臨寺なのよね?そこ。Z海岸の…。
 あんた、ホンっト大丈夫なの?」
「だ、大丈夫って、何が、よ?
 なに言ってるか全然わからない。」
 大丈夫なの?って聞いてくるのも、わけがわからなかったが。でも、それ以上に母が言っていることに何か違和感があって。
 さらに、この雨音で聞き取りにくいのと、大きな声で話す母の声が怒鳴ってるようで、それが気にさわるのが重なって、その時わたしはかなり混乱していた。
「×××××……。」
「え?よく聞こえない。もっと大きい声で言って。」
 母の言ってることの違和感が何なのか気づいたのはその時だった。
 そう。「そこ、妙臨寺なんでしょ」、「妙臨時なのよね、そこ」って、母はまるでこの妙臨寺を知ってるかのように話しているのだ。

「だからっ。別に大丈夫なんでしょ?特に何ともないんでしょ?
 ならいいの。うん。じゃぁもう切る――。」
「ちょ、ちょ、ちょっと待ってって。
 おかあさんさ。今、言ったよね。そこ、妙臨寺なんでしょって。
 妙臨寺なんでしょって、それ、どういうことよ?
 それじゃぁまるで知ってるみたいじゃない。ここのこと…。」
「×××××……。」
「え?だから聞こえないのよ。雨の音で。もっと大きい声で言って。
 そう。雨よ、雨。すーっごい雨。そっち、まだ明るいよね?
 こっちはもぉ夜みたいでさ。暗いし、雨はすごいし…。
 もぉなに笑ってるのよー。笑いごとじゃないわよ、もぉ。ふふふ。
 え?“また雨なんだ”って言ったの?
 “あんたって、意外に雨女”って、えー、そぉ~お?そうかなぁ…。
 …て、えっ!また雨って?
 “また”ってどういうことよ?」
 後になって思えば、意識にこそのぼっていなかったものの。頭のどこかでは、薄々その事実に気づいていたのだろう。
「だからっ。あの時もすごかったでしょ、雨。
 えっ、あんた、ホントに全然憶えてないの!?」
「あの時?憶えてない?
 えぇっ!?なに言ってるの、おかあさん…。」

 わたしの中にある扉が開こうとしていた。
 それは、その出来事があまりに怖かったからなのだろう。その出来事はもちろん、その出来事につながること…、そう、そうだ。わたしが前にここに家族と海水浴に来ていたことも含めて、全てその扉の向こうに閉じ込めて。さらに、その扉の存在すら忘れ去ってしまったんじゃないだろうか。
「昔…、そう、だから、あなたが小学校2年生の時よ。
 夏休みに家族みんなでそこ…、あ、だからZ海岸に行ったの。
 海水浴に。それはわかるわよね?」
 えっ…
 小2の時?ここに?わたしが来た?
「えっ。それも憶えてないの?ホントに?
 えぇー、どうしよう?どうしたらいいんだろう?
 お父さん、まだ帰ってきてないし…。
 それも、また強い雨が降ってるって…。」 
 ふいに、またあの不思議な感覚に襲われた。それも、今までにないくらい強く。
 ぐぃーんと、頭の中にあるものが上に吸い上げられるような。そんな、気がいきそうな感じの後、それはやって来た。

 小学2年生の夏休み。
 夏といっても、もぉ夏の終わりだった。
 家族で来た2泊3日の海水浴。
 その前の年、わたしの家は引っ越しだったから、久しぶりの家族旅行だった。
 なのに2日目の午後、急に雨が降りだして。
 最初は、どうせ濡れるんだからなんて言ってたのだが、雨は次第に強くなって民宿に戻ったのだ。
 すると…、いや、その辺のくわしいことはわからない。まだ子供だったから。
 たぶん雨が強くて避難したんじゃないかと思うんだけど、雨の中、お寺に行ったのだ。

「そう。確か、台風が来てたのよ。
 あ、違う。台風はまだ遠かったんだけど、前線だったかな?
 とにかくすごい雨でさ。泊まってた民宿の横の川が急に増水したとかでさ。
 お寺に避難しろってことになったのよ。それがそこ、妙臨寺。」

 お寺にいたのは、そんなに多くの人ではなかった。
 わたしが泊まってた民宿の横の川の増水ってことなら、たぶん避難することになったのは一部の地域だけだったのだろう。
 避難したわたしたちにあてがわれた場所は本堂だった。
 でも、その本堂は薄暗いし。屋根に雨のあたるゴォーという音で、天井全体が鳴り響いていて、今にもその天井が落ちてくるような圧迫感があった。
 さらに、正面の大きな仏さまの像が気味悪くて…
 だから、わたしは本堂の正面の出入り口のとこから、ずっと一人で外を見ていた。
 もちろん、外だって怖かった。でも、その薄暗い本堂と正面の仏さまはもっと気味悪かったのだ。

「うん、そうなの、そうなの。
 実を言うとね。あの仏像はおかあさんもちょっと気味悪かったのよね。
 だから、あんたが嫌がって入り口のとこにいたの、放っておいたのよ。
 蒸し暑かったから、どうせ戸は開けっ放しだったしね。」

 本堂の中は薄暗くて気味悪かったが、外はホント真っ暗だった。
 本堂から洩れる明かりと、左側を通る、学校にある渡り廊下みたいなみたいな通路のところどころついた明かり。それ以外は真っ暗なのだが、でもそれはどこか澄んだ暗闇で。本堂の見えるようで見えない、あの薄暗さよりはまだ耐えられた。
 そんな暗がりをしばらくぼーっと見てたら、次第に目が慣れてきたみたいで…
 真っ黒な空と真っ暗なお寺の建物や庭の木々の境が、なんとなく見えてきた。さらに、この強い雨で、庭の大きな木々の葉っぱが小刻みに揺れているのも。
 それが見えてくると、この雨音とは別にそれらの葉っぱがパツパツ、パツパツ音を発しているのもわかった。
 本堂から洩れている明かりがあたってるところだけ、それら音をたてている葉っぱが見えた。
 それらは大きくて、とがってたりギザギザだったり。かとおもうと真ん丸だったりで、わたしの家のある辺りに生えている木々の葉っぱとはずいぶん違ってた。
 わたしはそれが妙に面白くて、一人、その強い雨の降る真っ暗なお寺の庭をぼーっと見ていた。

 そんな中、視界のすぐ手前で、ひょこひょこと小刻みに動いているものがあるのに気がついた。
 それは、とがった大きな葉っぱの木の下。その下にあった、真ん丸な葉っぱの一枚だった。
 たぶん、それはその上のとがった葉っぱから雨粒が落ちてくるのだろう。その丸い葉っぱ一枚だけが、ひょこひょことお辞儀でもするように小刻みに動いていた。
 いや、それが面白かったとか、そういうことではないと思う。
 そういうことではないけど、わたしはその時それをしばらくぼーっと見ていた。
 でも、そのうちそれが、とがった大きな葉っぱの下の暗がりで、変なものが手招きしているように見えて。
 急に怖くなったわたしは、慌てて目を逸らした。
 そこは、庭の左側を通る、学校にある渡り廊下みたいな通路だった。

「ほら、そこって、回廊っていうの?屋根がついた渡り廊下みたいなの。
 そうそう。本堂の左側。
 確か、あの時は民宿から軽トラっていうの?ちっちゃなトラック…。
 その荷台に乗っていったのよ。水が出てるからって。
 でもさ。あの雨の中でしょ。もぉびしょ濡れでさー。
 でもって、軽トラが着いたところが竹藪みたいなとこで。
 なんなの、ここ?って思ってたら、回廊が見えてさ。
 なんだ、結構立派なお寺じゃないって、ちょっとホッとしたのよね。
 へぇー、今でもあるんだ。あれ……。」

 そこを見たのは、その渡り廊下みたいな通路に明かりが灯ってたからだろう。
 電球がそのままぶら下がってるような、赤味を帯びた明かりは頼りなかったけど、それでもそこではそれだけが人工の光だった。
 ただ、その明かりのせいだろう。学校の渡り廊下みたいな通路の向こう側は真っ暗で、それはちょっと怖かった。
 暗いのに目が慣れてきたからだろうか。渡り廊下みたいな通路の先にもう一つ建物があるのに気がついたのはそんな時だった。
 ただ、それは誰もいないのか真っ暗で。空も庭もお寺の門の屋根も塀も全部暗いというのに、その建物はさらに真っ黒く見えた。

「えっ。あんた、今、大丈夫なのよね?」
「うん。今は自由時間だから…。」
「違うって!そういうことじゃない。
 あんた自身が大丈夫か?って聞いたのっ。」
「え、どういうこと?」
「あんたって、ほら…。だから、えーと、×××××……。」
「え?なに?最後の方、なに言ってるかよく聞こえない。」
「あー、もぉなんかめんどくさいわね。
 とにかくさ、大丈夫なんでしょ。何ともないのよね?」
「だから、大丈夫って何がよぉー。全然普通。いつも通りよ。」
「じゃぁ言うけどさ。ほら、あんたって昔から怖がりだったじゃない?」
「えぇー、なに言ってんのよぉ。そんな話ならもぉ切るよ。」
 ったく、母親というのは…
 なんでそんなことをこの場面で心配するんだろう。
「あれってさ、その時ことが原因じゃないかって思うのよ。
 ほら。あんた、本堂の仏像が怖いって、一人で入口のとこにいたじゃない?
 あそこからだと、ほら、さっき言った回廊がよく見えるでしょ?」
「あー、だから、今そこ。そこで電話してんのよ。
 雨強くってさー。そう、思いだした。
 そう、そうだった。小2の時、確かにここ、来た。
 そうそう、そうよ。だからだー。
 わたしさ、駅降りた時からずっと前に来たことがある気がしてて…。
 でも、なんでだろ?来たこと、全然忘れちゃっててさー。」
 ついさっきまで、あんなにあーでもない、こーでもないってやってたのに。
 今は、小2の時にここに来たことをアッサリ思いだしていた。
 うん、そう。アッサリというのは、忘れていたそれをやっと思いだしたというのに、わたし自身が意外にアッサリしていた、という意味もある。

「あー、だから。あぁそうか、そうなんだね。
 やっぱり、全然憶えてなかったんだ。あん時のこと…。
 あまり憶えてないようだとは思ってたんだけどねー。
 そう。でもさ、あんたって、今、回廊にいるのよね?
 この電話って、その回廊のとこで話してるのよね?
 で?だから、別に何ともないんでしょ?大丈夫なんでしょ?
 あー、よかった。
 いや、妙臨寺だっていうからさ。もぉ心配したのよー。」
「あのね。わたしだっていつまでも子供じゃないんだから…。」
「そう、そうよね。あー、でも、よかった。
 でもさ。あんた、あの時って、ずっと一人で本堂の入り口のとこにいたじゃない。
 でも、いきなりすんごい悲鳴あげてさ。
 わんわん泣きながら、本堂にいたわたしたちのとこに逃げてきたのよ。
 わたしもおとうさんも、あと他の人も、もぉびっくりしちゃってさ。
 どうしたんだ?って言っても、もぉわんわん泣き叫んでるばかりでさ。
 何なのか全然わかんないのよ。
 で、あんた、やっと話しだしたと思ったらさ。
 女のお化けが、回廊をこっちに歩いてきたって……。」
「え…。」
 
 なんの建物なんだろう?
 わたしは学校の渡り廊下みたいな通路を行った先にある、その真っ黒に見える建物に目を凝らしていた。
 でも、暗くてよくわからないから。わたしは、本堂の入り口のとこを立ち上がって。縁側みたいなところを1歩、2歩、そっちの方に近寄った。
 すると、その建物が渡り廊下みたいな通路に面しているところの戸が開いたのが見えたのだ。
 雨は相変わらず強く降っていて、ゴーッとすごい雨音だった。
 だから、戸が開く音が聞こえなくても変じゃない。変じゃないんだけど、でもそのふわっと開いた感じはなんか変だった。
 というよりは、真っ黒に見える建物の戸が開いても、中はやっぱり真っ暗で。なのに、なんで戸が開いたのが見えたんだろうと変に思ったのだ。
 わたしは、その縁側のようなところから身を乗り出すようにそこに目を凝らしていた。雨で濡れるのもいとわずに。

 なぜなのだろう?
 その時、わたしは視線を真っ黒に見える建物から、ふっと渡り廊下みたいな通路へと走らせた。それは、あの真っ黒に見える建物からその渡り廊下みたいな通路に沿って、ずーっと今わたしがいる本堂まで。
 真っ暗な空に滲むように伸びている屋根のシルエット。その下、ところどころにぽつん、ぽつんと小さな明かりの灯るその通路を。
 でも、すぐにまた目を真っ黒に見える建物に戻したのは、視界の端に何か動いているものを見止めたからだった。
 そう。それは、ちょうど、あの開いた戸を出て歩き出したところだった。
 ドンドン、ドンドン、ドンドン…
 ううん。この雨だもん。足音なんて聞こえるわけない。
 でも、その歩く様はほんとそんな音が聞こえてきそうで。
 それは、真っ白い着物を着た女の人。
 バサバサに伸ばした長い髪の毛が顔にかかるのなんか、全然気がつかないみたいに、ドンドン、ドンドン、ドンドン…
 肩を揺らしながら早足で、あっという間に渡り廊下みたいな通路をこっちまで来たと思ったら。
 わたしがいる本堂の手前で、急にポンッと地面に降りた。
 …!
 やっぱり、ドンドン、ドンドン、ドンドン。
 肩を揺らしながら、こっちに向かって歩いてくる。
 わたしは、その女の人から全然目を離せないというのに。そのバサバサにかかる髪の毛の下の目は真っ黒でぽかーんとしていて、まるでわたしのことなんか全く見てないよう。
 なのに、何でその女の人はこっちに来るのだろう。
 今、わたしのいる方に真っ直ぐ。
 肩を揺らしながら早足で、ドンドン、ドンドン、ドンドン、ドンドン!

「で、あんた、やっと話しだしたと思ったらさ。
 女のお化けが、回廊をこっちに歩いてきたって……。」
「え…。」
 思わず視線を上げると、そこは回廊が伸びる真正面。
 その暗がりにパッと。
 いきなり現れた、真っ白い着物の女の人。
 それは、バサバサと長い髪の毛が顔にかかるのも厭わずに。
 ドンドン、ドンドン、ドンドンこっちに向かって歩いてくる。
 摺り足のような歩き方なのに肩を揺らし、腰の辺りが勢いよく交互動いてるその様は、ここまで衣擦れの音が聞こえてきそう。
 ううん。そんなこと、思ってる間もない。
 ドンドン、ドンドン歩いてくるその女は、あっという間に渡り廊下みたいな通路をこっちまで。
「っ!」
 バーンと女の姿が目の前にいると思った瞬間だった。それは、わたしがいるほんの手前で直角に曲がり、ポンっと地面に降りる。
 その後姿は、やっぱり、ドンドン、ドンドン、ドンドン…
 肩を揺らしながら摺り足で、ドンドン、ドンドン。さらに、雨の降る暗い庭にすーっと……
「……。」
 気づけば、そこにはザーッと雨音が続く、お寺の暗い庭しかなかった。

「っ…。」
 ふいに後ろでした、息を呑む音にビクッと振り返ると。それは、目を真ん丸に見開いて座り込んだD子さんの姿。
 さらに見れば、D子さんの後ろにはA沢クンやC瀬さん、さらに他にも何人か。
 みんなの顔は、一様にD子さんと同じ。ううん。同じじゃない。よくよく見れば、口をポカーンと開けたままだったり、わなわなと震えていたり。
 その時だった。ストンと、崩れるように。A沢クンが床にお尻を落としたのは……


 弟の話すその長い話は、どうやらやっと終わったらしかった。
「ふーん。時を経て、偶然同じ場所に泊まっちゃったと…。
 うん。まぁそういうことってあるもんなんだねー。
 で、結局、なに?
 その女の幽霊は、その場所に何か因縁があるってことだったの?」
「と、思うでしょ?それがさ、帰って聞いたらさ。
 妙臨時じゃなかったんだって。明倫寺だったんだって。」
「……。
 え。どういうこと!?」


                 
                    ―― 『姉弟掛け合い怪談:その19』〈つづく〉

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2017
06.03

小説は事実より奇なり(笑)

 6月ですねー。
 6月といえば梅雨ですけど、梅雨といえば(個人的には)怪談の季節です(笑)

 そんなわけで、久しぶりに怪談本(実話怪談本)を読んでみたいなーって。
 いや。別に実話怪談本でなくて、たんに怪談本でもよかったんですけどね。でも、特になかったんで…(泣)

 ていうか、実話怪談本も特に面白そうなのなかったんですけど、去年の暮れに読んだ、知り合いの怪談作家の方も入ってたオムニバス本の中の別の人。その人のお話が面白かったんで、それを読んでみようかなーって。
 てことで、まぁ読んでみたんですけどね。
 ただ、うーん…って(笑)

 怪談本(実話怪談本)って、なぜかどれも文庫で210ページくらいで。
 つまり、読みだしちゃえば2、3時間で読み終わっちゃう分量なんですけど、いやもぉ。
 読み終わるのに、かれこれ1週間くらいかかっちゃいました(笑)

 ていうのも、文章があまりに淡々としすぎちゃってて、情緒もへったくれもないんだもん(泣)
 文章がつるんとしすぎちゃってるから、読んでて楽しくないし。
 楽しくないから、3話くらい読むと眠くなっちゃうんですよね(笑)
 怪談はね、情緒だと思うんですよ。まぁ怪談が好きな人の99%は反対するだろうけど(爆)

 で、思いだしたのは、前に「文章が上手い」って聞いてた実話怪談作家もこんな感じだったっけ…って。
 ていうか、あの方の場合、いやもぉ文章が上手すぎちゃって(笑)
 読むそばからその前に読んだ文がつるんって頭の中に出ってちゃう感じで、お話が全然頭に入ってこないんですもん(泣)
 結局、5話くらいで読むの、あきらめちゃいました(笑)
 文章が“上手すぎ”というより、合わないんでしょうね

 そんなわけでフラストレーションがたまるわけで、何か他にないかなーってアゾマンで探したわけですけど、結論として「実話怪談本はやめようと」(爆)

 で、紆余曲折あって、結局、宮部みゆきの『お文の影』っていうの読み始めたんですけど、いやぁーもぉ読みやすい!読みやすい!
 ていうか、面白いっ!(笑)

 考えてみれば、宮部みゆきも『小暮写真館』だったかな?
 あれがツマンなくって、宮部みゆきって、すっかりご無沙汰だったんですけど、いやぁーこうして読んでみると、やっぱりお話が上手いわ(巧い?旨い?)。
 バカな話ですけど、小説は事実(実話怪談)より奇なり(面白い!)なんだなーって、マジ思いましたよ(笑)

 ていうか、ちゃんと情緒が描かれてあるのがいいんですよね。
 情景とか、心象とか…。
 あと、お話がバラエティに富んでいるのもいいなーって。
 実話怪談本ってさ。ぶっちゃけ、どれも同じなんだよね(爆)

 そういえば、前にいつも行ってる怪談会で、「実際の怪談作家にネタを提供する怪談会」っていうのを考えてるんだけどって話があって。
 ただ、実施するには一つ問題があるとかで、それは、あるネタを複数の怪談作家が書きたいって言った場合、その調整をどうするか?ってことなんだと。

 いや、ね。
 だから言ったんです。
 「そのネタで、それぞれがそれぞれの怪談書いてたらいいじゃん」って。

 ほら、作家なんて、ある意味料理人みたいなもんじゃないですか。
 和食、洋食、中華、エスニック等々、それぞれの料理人が得意とする料理法でそのネタを料理してくれたら、味わう方からすれば一つのネタでいろいろ楽しめるわけで、こんな楽しいことないですよね。
 そんなわけで、「あの怪談作家だったらこんな風に書くんだろうか?とか、もぉ楽しみー」とか無邪気にはしゃいでたんです(笑)

 そしたら、その場にいた(知り合いの)怪談作家の方が、ポツリとこう言ったんです。
 「ダメダメ。怪談作家じゃ、誰が書いても同じ話にしかならないから…」って。


 って、まぁそんな話はともかく(爆)
 ついに、今年も怪談シーズン始まりましたねー。
 って、最近は、なぜか一年中怪談シーズンなっちゃってますけどwwww



 

        https://www.youtube.com/watch?v=64z5TAlRnl4



 そうそう。
 本といえば、あの『新八犬伝』が文庫で再発なんだとか。
 って、本、実は持ってたりするんですけどね。
 でも、この際だから買って、あらためて読んでみたいなーって(笑)
 前の再発があまりに高かったしね

 ていうか、そんな風に気になるのは、最終話を収めた完全版ってなってるからなんです。
 でも、角川のホームページにある試し読みを見るかぎり、目次のタイトルは私が持ってるヤツと同じみたいなんだけどなぁ…

 つくづく不思議なのは表紙。
 4巻目、「結」の表紙の八犬士はたぶん犬川額蔵、それも国府台の戦いの時の額蔵じゃないかと思うんです。

 いや。別に額蔵でもいいですけどね。ていうか、額蔵は当時好きだったし全然いい!(笑)
 でも、なんで信乃でなく、新兵衛でなく、現八でなく。
 道節でもなく、毛野でもなく、角太郎でもなく、額蔵なんだろ?
 額蔵って、当時は小文吾と並んで人気なかったと思うんだけどなー(笑)

 まー、つまりは、編集者があの番組を見てない世代の人ってことなんじゃないですかね。
 そう考えると、売れるのかね?この本。
 しかも4分冊って…

 本屋で見たら、帯に京極夏彦が「見た人だけがわかる魅力が、この本で少しでも伝わるか」みたいなこと書いてて、思わずニヤニヤしちゃいました。


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2017
05.28

カールよ、お前もか…


 ポテトチップスはジャガイモがなくて販売縮小の中、今度はカールが終売なんだとかでー。

 しっかしまぁ相変わらず次から次へと騒ぐモン見っけちゃワーキャー、ワーキャー、いやはやヒマだなぁ~って(爆) ←ちなみに先週のコピペ


 カールって。
 「最後に食べたのいつだっけ?」ってくらいなんで、なくなっても別に困りはしないんでしょうけどね。
 ただ、終売と聞くと、さすがにちょっとさびしい気もします(笑)

 なんでも、ポテトチップスとの競争に負けたからというのが終売の理由らしいですけどー。
 個人的には、どちらもスナック菓子ながら、ポテトチップスが食べたい時、カールが食べたい時って、区別はあったけどなぁ…。

 思うに、ポテトチップスに負けたというよりは、スナック菓子全般、手に取る(おやつとして選択する)機会が、コンビニの生菓子等々もぉちょい価格の高いお菓子(スィーツ?)に取られちゃってる面があって。
 その小さくなっちゃった市場の中では、ポテトチップスの方が強かったってことなんじゃないですかね。


 カールはね。私の感覚では、スーパーで“いつもちょっと高い”んですよ(笑)
 他のスナック菓子が100円未満でスーパーで並んでいる中、カールは100円越えしてることが多いんです。
 その値段の差はわずかなんだけど、100円越えるか越えないかはこのご時世、やっぱり大きいんですよね。
 ま、メーカーとしては価格競争は避けたいところだろうし。買う方としては値段そのままだけど容量が少ないっていうのはシラケるんで。そこは毅然とでいいとは思うんですけどねー。

 でも、もうちょっとなんとかなんなかったのかなぁ…、カール。
 って気がしちゃいます。
 たまに100円以下で特売してると、喜んで買ってたもん


 ていうか、メーカーはポテトチップスに負けたとかもっともらしいこと言ってるけど、要はあのデカい袋が今のおっしゃれーな世の中に合わなくなってきた気がしちゃって。
 とりあえず終売にしちゃって、限定感煽っておいて。
 で、しばらくしたら、やたらめったら、おっしゃれ―なカップに入った、スティック状のカールとか出すつもりでいるんじゃないですかね。
 昔、そんなのなかったっけ?

 で、値段は100円だけど、容量は半分以下、みたいな(泣)
 見てくれ重視の関東(東日本)で終売、内容(容量)重視の関西(西日本)では引き続き販売っていうのをみても、な~んかそんな気がしてならない(笑)


 ていうか、ていうか、ポテトチップスの時もそうだったけど、カールも早々(8月で終わりだよね?)ネットの中古販売サイトみたいなところで売られてるみたいですけど、食品をそんな風に売り買いするのって法律的に問題ないの?
 個人的な感覚だと、衛生面でどうなのぉ?とか思っちゃうんですけどねー。
 100円くらいのカールを300円とか、もぉ理解不能!

 ただ、ま、今は、“食べたいから買う”ではなく、“ないものをゲットする”のが楽しいっていう方が大きいのかな?(笑)
 ま、つまり、本人が楽しいんなら、それで万事よしってことね。 ←結局、先週と同じ(爆)


 しっかしまぁ食への関心が異常に高い反面、あらゆる食べ物に飽きちゃった感もある今のニッポンで、消費者に選ばれる「商品」と造るっていうのは大変だろうなぁ…。
 ホントお疲れさまです

 とはいえ、例のポテトチップス騒ぎも、中古売り買いサイトで盛んに取引されてるのは、ピザ味のヤツだっていう話しだし。
 カールは、メーカーが商品開発をサボったって面も大きかったんじゃないの~?って気もしちゃうかな(笑)
 


 

 そういえば、カールって、子供の頃はとにかくカレー味!って感じだったのに、今は全然そうじゃないのはどうしてなんでしょうね。
 味覚は齢とともに変わるとはいえ、ちょっと極端なよーな?



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