2017
01.29

しっかしまぁ


 しっかしまぁ。
 もはや、アメリ華人民共和国でんな(爆)
 しっかし、アメリカが法治国家じゃなく、人治国家だったとは思わなかったなぁ~(爆)


 

 でもまぁニュースも、2年後にいない人がぱぁー、ぱぁー言ってること、さも重大事件のよーにいちいちとりあげることもないと思うな(笑) 
 


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2017
01.29

怪談:17.1.22『姉弟掛け合い怪談-その2』


 そんな姉弟の会話が途切れてしまったのは、電話がかかったきたからだった。
 そう。噂をすればなんとやらってヤツ。
 そのみょぉに甘ったるい感じの着メロが鳴った途端、やたら慌ててて電話を取った弟。見れば、その顔はデレぇ~、ニコぉ~っと。
 やにわに、くるっと後ろを向いたかと思うと。それでも足りないのか、電話にウンウンうなずきながら、いそいそ立ち上がって。あとは、スタスタ部屋を出ていった。

 しかし、着メロなんて使ってるヤツ、いまでもいたんだなー。
 しかも、相手が誰だか、一発でバレる着メロ…
「あぁ~あ。」
 手持無沙汰なわたしの目に入ったのは、弟がつまんでいたポテトチップの袋。
 あっけらかーんと口を開いたその袋に手を入れてみても、もはやそこにはポテトチップの欠片すらなく。そのくせ、袋から出した手は青のりまみれ。
「もぉーっ!」
 手を洗いに行きたくても、廊下じゃ弟がニカニカ電話してるし。
 しょうがないから、ティシューで手を拭いて。
 ま、こんなタイミングで電話かかってこなかっただけマシか…なんて今のわたしの身の上を思っていたら。
 ふと、じゃぁあの弟のヤツは、いったいどうしてたんだろ?もしかして、ポテトチップを食べたそのままの手で電話に出てるっとこと?なんて、ウンザリしかけて。
「あ、そうか。
 そういえば、あの子って、昔からトイレに行っても、絶対手を洗わないヤツだったっけ。」

 そんなことを思い出しながら、窓の向こうの雨を見ていた時だった。
 カチャリと開いたドアの音。見れば、その口元に、直前まで話していた楽しい会話の名残が残っていた。
「な、なんだよっ。何が可笑しいんだよっ。」
「へっ?」
「オレの顔見るなり、変な笑み浮かべてさー、もぉっ。
 それってさ。なーんか気分悪いんだよな。」
「はぁ?なに言ってんの。
 そう言うアンタだって、今笑ってたじゃない。」
「だから、オレは電話…、う、うん。」
「愛しのB美さんからの電話だったんだもんねー。
 そりゃ楽しーから、ニッコニコだよねー。
 あー、もぉ妬けちゃう。ケラケラケラ。」
「な、なんだよー。違うって。B美じゃないって。
 だから、そう!今の電話は、D藤からだって。
 来週スノボに一緒に行くから、その話をしてたんだって。」
「ふーん。D藤クンだったんだ。
 わたし、てっきりB美さんからだと思っちゃった。
 だって、着メロ、いかにも最愛の女性からって感じなんだもん。
 ブッ!ケラケラケラ。」
「う、うるっさいな!
 どんな着メロにしようと、ねーちゃんには関係ないだろ。」
「ケラケラケラ。
 ていうか、アンタ。D藤クンの着メロがあれなら、
 B美さんの着メロって、どれだけ甘ったるいヤツなのよ?
 ブッ!ケラケラケラ。」

 しっかしまぁ、この弟ときたら。
 B美さんとは、もうすぐ結婚しようってくらいなのに…。
 ていうか、B美さんとは姉であるわたしも何度も顔を合わせているくらいだっていうのに、その彼女からの電話を恥ずかしがって、ここまで隠しちゃう性分というのは何なのだろう?
 わたしが言うのもなんだけど、それって、もしかしてウチの人間の血だったりするのか?

「D藤っていえばさー。」
「…?」
 いやもぉ可笑しくって。わたしは、指の先で涙をぬぐいながら弟を見た。
「D藤は知ってるだろ?
 ウチに何度も来たことあるから。」
 しゃべるとまた笑っちゃいそうだから、わたしは目でうなずいた。
「アイツさ、卒業して広告代理店に勤めたんだけど辞めちゃってさ。
 一昨年、違う広告代理店に転職したらしいんだよ。」
「…?」
「そこで、入社早々、変な目にあったって…。」


 入社して、ちょうど1ヶ月経った頃だった。
 担当していた案件の期限を1週間早めてもらえないか?という、クライアントからのいきなりの連絡に、俺はその夜、徹夜で仕事をしていた。
 とりあえず、ここまでやっておけば後はなんとかなるというところまで片づけたのは、午前2時を過ぎた頃だった。
「ふぅぅー。」
 大きく吐いた溜め息が、俺のいる辺り以外3/4は電気の点いてないフロアにぼわーんと消えていった。
 あらためて、会社の中に誰もいなくて、静まり返っていることに気がついた。
「ま、広告代理店なんて、結局はどこもこんなもんだよな…。」
 
 新卒で入った広告代理店を辞めたのは、毎日続く忙しさに、もぉ何が何だかわからなくなったからだった。
 辞める時は、広告業界だけはもう嫌だと思った。
なのに、また広告代理店で働くことにしたのは、その方が転職先を見つけやすかったこと。
 さらに、前の会社を辞めて3カ月何もしないでゆっくりしていて。そろそろ、仕事を探さなきゃと思った時、毎日忙しくしてた頃がなんだか妙に懐かしくなったからだった。
 だから、別に後悔はしてない。後悔してないけど、でも、また前のようにこうして仕事に追われて一人徹夜をしていると、なんだかなぁーって気もしてくるのも確かだった。
「コンビニでも行って、なんか買ってくるか…。」
 そう。独り言がやたら出てくるのも、結局、前と一緒。

 部屋を出て、階段の方に歩き出した時だった。
 さっきまで暗かった廊下が明るいのに気がついて。「え?」っと振り返ってみると、奥の部屋からも明かりが洩れているのに気がついた。
「あれ?さっきまで誰もいなかったのに…。」
 あれは、トイレに行った時だったから、12時とかそんな頃か?
 その時、廊下は外からの明かりに照らされていた。
 とはいえ、ここは広告代理店だ。
 お客のとこで最終電車まで打ち合わせして。その後、また会社に戻って仕事するなんていうのも珍しくないわけで…。
 
 仕事が一段落ついた気安さだったのだろう。
 それとも、人と話をしたかったのか?
 奥の部屋ってどんなだったっけ?と、俺はそこの人に挨拶することにした。
「お疲れさまでーす。うわっ!」
 俺の目に突然飛び込んできた、その艶めかしい形。そして、ピンクや淡いブルー、さらには黒や紫といった、妙にふわふわ甘ったるい色、色、色…。
「な、な、何してるんですか!?」
 それは、女性の下半身のマネキンに、2人の男がパンツを穿かせようとしているところ。
 さらに、打ち合わせ用の机いっぱいにとっ散らかっている女物の下着。
 俺も驚いたが、それはその向こうも同じだったのだろう。2人とも、手はそのまま、顔だけこっちに向けて固まっていた。

「あぁー、びっくりした。
 もぉいきなりだもんなぁ…。」
「すみません。驚かしちゃって…。
 でも、挨拶しようと覗いたら、いきなり女性の下半身と、
 あと、パンツ、パンツ、パンツ、パンツ、パンツ…なんで。
 もぉ、いったん何なんだ?って。ハハハ…。」
 聞けば、その2人。案の定、クライアントである女性下着専門店の事務所で、1時過ぎまで打ち合わせをしていて。ついさっき会社に戻ってきて、打ち合わせで入った修正やら何やらを片付けていたらしかった。

「うちの課は、アパレル関係が多くってさー。
 先方の担当は女性のことが多いんだよ。
 だからさ、こだわりが強いタイプが多くて、
 打ち合わせが時間無制限になっちゃいがちなわけ。」
「うわっ。それも大変ですねー。
 私は、アパレル関係は仕事したことないですけど、
 やっぱり、向こうの担当が女性だったことがあって。
 やったら細かくて、大変だった記憶があります。」
 入社の挨拶の時に顔くらいは合わせたのか?それとも、その時は仕事で出ていて、俺もその2人も初対面なのか?
 その辺りはよくわからなかったが、ずっと一人で仕事をしてたせいもあったのだろう。
 真夜中のそんな時間だというのに。というか、向こうだって仕事で仕方なく残っているというのに、俺はその2人と楽しくおしゃべりを始めていた。
 もっとも、その2人も、お客との遅くまでの打ち合わせと、その後会社に戻っての作業でクタクタになっていることで逆にテンションが高くなっていたのだろう。
 変にゲラゲラ笑って話していたのだが、ふと、その一人が笑いを止めて言った。

「そうだ。D藤クン、短パンいらない?」
「はいっ?短パン!?」
「うん。短パン。
 先方がさ。去年、客層広げようと男物も扱おうとしてさ。
 それで、とりあえず短パンってことになったらしいんだけどさ。
 でも、全然売れなかったとかでさ。いっぱい貰っちゃったんだよ。」
「短パンですか。
 あー、そういえば…、うん。欲しいです。」
 ちょうど暑くなってきた頃で。このあいだ、短パンを出して穿こうとしたら、前の会社を辞めてからの不規則な生活が祟ったのか。ウエストがちょっとキツクなっていて、買おうかなーと思っていたところだった。

「サイズはなに?」
「あー、Lでもいいんですけど、出来ればLLサイズがあると…。」
「あー、あるよ。大丈夫。ちょっと待っててね。」
 そう言うと、その人は奥に行ってガサガサやりだした。
「しかし、大変ですねー。こんな遅くまで。」
「まぁD藤クンも前の仕事同じだからわかるだろうけどさ。
 こんなもんだよ、この業界は…。
 ていうか、今はどこも同じようなもんなんだろうけどね。」
「まぁそんなもんなんでしょねー。」
「ほら、D藤クン、これ。好きなの持ってって。
 ていうか、全部持ってってくれるとありがたいんだけど。」
「あぁすいません。
 あー、結構いいヤツじゃないですか。
 じゃぁありがたくいただいてきます。」
 いや。正直、ちょっと流行おくれのデザインで。さすが、全然売れなかったってだけあるなーと思ったのだが、まさか新入りの俺がモノを見てから「いらない」と言うわけにもいかず。
 家で穿く分にはまぁいいかと、ありがたく貰うことにした。

「あれ。もぉこんな時間だよ。」
 見れば、時計は3時をちょっと過ぎたところ。
 なんだかんだで小一時間話してしまったわけで。ま、俺はとりあえずってとこまでは仕事は片付いていたのだが、だからって、他の課でこれ以上仕事の邪魔するわけにもいかない。
「すみません。つい話し込んじゃって。
 しかも、短パンまで貰っちゃって。」
「うん、うん。大丈夫、大丈夫。
 俺たちも、ちょうど休もうと思ってたところだったんだ。
 でもまぁD藤クンもさ、新しい会社で慣れなくて大変だろうけどガンバってよ。」
「そうそう、ガンバって。
 あ、そう。俺たち、2人でこうやって、よく残業してるからさ。
 気が向いたら、また話しに来なよ。」
「ありがとうございます。助かります。
 じゃぁまた。あ、そう、お二人も頑張ってください。
 あっ、ていうか、早く帰ってくださいね。ハハハ…。」
「そうだよね。ハハハ…。」
「ハハハ…。」

 そんなこんなで、小一時間楽しく話した俺は気持ちが妙にスッキリしていた。
 この会社に転職してよかったなーなんて、そんなことを考えながら、一度自分の机に戻って貰った短パンを置いて。それから、コンビニに行った。
 コンビニで、軽く食べる物をカゴに入れて、次に飲み物を選んでいた時だった。
 ふと、短パンのお返しってわけじゃないけど、あの2人に缶コーヒーでも買ってってやろうと思いついた。
 そんなわけで。自分の課のある部屋に戻る前、俺はまた奥の部屋に行った。
 そして、ちょっと開けたドアから顔だけ出して、「どうぞ」と。
 右手はドアのノブをつかんだまま、左手で買ってきた2本の缶コーヒーをドアのすぐ横にあった小さな机に置いた。
 カタン。
 作業していた2人の、さっとこっちを向いた顔。
「あっ、なんだよ…。」
「あぁ、サンキュー。」
 そういうより早く、2人の顔がパッと笑顔に変わったのを見た俺は、「どうも、じゃぁ」とひと言。ドアを閉めた、カチャリという音を聞いた時には、もう薄暗い廊下を歩いていた。
 いや。よっぽど、手伝いましょうか?と言おうか迷ったのだ。
 でも、そこは違う課だ。後で上司に何か言われるかもしれないと、俺は自分の課に戻った。
 その後は、残っている仕事を片付けていたのだが、軽く食べたからか。それとも、なんだかホッとしたからか、いつの間にかそのまま机で眠ってしまった。


 その3日くらい後。
 例の残業して片づけた案件で、上司とクライアントの所に行った帰り、昼飯を食べていた時だった。
 先方の担当は、依頼した仕事が期日より早くあがったことで、しきりと上司に礼を言っていた。それもあって、俺の上司もニコニコと機嫌がよかった。
 そんなわけで、オレも「とりあえず、新入社員の第一関門は果たせたってことか」と、急に肩の荷が軽くなった気がしていた。
 上司に、残業した夜のあの2人のことを話したのは、そのせいもあったのだろう。
 
「奥の部屋で残業?
 奥の部屋って、えぇっ!?社長室のことか?」
「あー、違います、違います。
 社長室のもう一つ向こうの部屋です。」
 そういえば、あの時、社長室の奥に、また別の課の部屋があるって変なの…って違和感があったのを思い出した。
「社長室の、もう一つ向こう?
 えっ。あの部屋、物置だよ。」
「物置?あれ、そうなんですか!?
 じゃぁ勘違いですかねー。
 社長室の向こうだった気がしたんですけど…。
 あん時は、もぉ疲れてたんで。その手前の部屋だったのかな?」
「社長室の手前は会議室だろ。」
「えっ…。
 あ、そうか。そうですよね。」
 なら、さらにその手前は…、いや。そこはもぉ俺の課がある部屋だった。
 しかし…
 なら、あの2人がいた部屋って……

「D藤くん。なんか勘違いしてないか?
 そもそも、ウチの会社、今、どこの課もアパレル関係とは付き合いないぜ。」
「えー。だって、クライアントにアパレル関係が多いって…。
 そぉっ。短パン貰ったんですよ、私。今、家で穿いてますよ。」
「短パン?えぇっ。なんの話!?」

 会社に戻って、上司と一緒に入ったそこは、確かに物置だった。
 それも、物置とは名ばかりで、今はほとんど使ってないみたいで。
 その中全体がうっすら埃にまみれで、そこにある物全部が白っぽく霞んだように見えるような有り様。
 俺は、ただただポカーンと。全てが本来の色を失っているその空間をぐるっと見回していて、ふいに目に飛び込んで鮮やかなブルー。
「えっ…。」
 一瞬のふわっと体が浮いてしまったような感覚と、去来した缶コーヒーを置いたあの瞬間の光景。
 缶コーヒーを机に置いた、カタンという音…
 さっとこっちを向いて、笑っていた2人の顔……

 そう。それは、ドアを開けたすぐ横にある机の上にあった。
 あの晩、俺が2人にと買った同じ缶コーヒーが2本。
 まるで、あの時俺が置いた、そのままのように…


「でさ。面白いのは。
 D藤、最近、アパレル関係のお客が出来たんだって。
 あー、でも、女もんの下着の店じゃないらしいんだけどね。」
「何それ?
 つまり、D藤クンは自分の未来を見ちゃったってこと!?」
「み、未来ぃ!?
 あー、そういう解釈もあるのかぁー。
 へぇー、面白い。来週、D藤に話してやろ。」
「ていうかさ。アンタもD藤クンの会社に転職してさ。
 アンタの未来を見てきた方がいいんじゃない?
 アンタだって、もぉ自分一人の人生じゃないんだからさ。
 B美さんのためにも、その方がいいと思うな。
 ていうかさ。
 未来を見たらアンタ、案外B美さんにフラれてたりしてね。
 ケラケラケラ。」
「う、うるっさいなー!なんだよー。
 せっかく、ねーちゃんの考え方が面白いって褒めてやってんのにぃ。
 ったく、気分悪いなぁー。」
「えー、何よ。褒めてやってるって、その上から目線。
 わたし、アンタなんかに褒めてもらっても、全っ然うれしくないんだけど。」
「かぁーっ!カっワイくねー、女っ!」
「結構よ。弟にカワイイなんて言われたないもん。」
「あぁ言えばこう言う。こう言えばあぁ言う。
 あぁー、ムカつく…。」
「ケラケラケラ。」
「つーかよ。次は、ねーちゃんの番だぜ。」
「はぁ?なによ、わたしの番って。
 え、なに、結婚のこと言ってんの?」
「何だよ、結婚って!
 知らねーよ。ねーちゃんの結婚のことなんか。
 そんな話、今してねーだろ。
 だから、怖い話だよ。今、オレ、D藤から聞いた話、したじゃん。
 なら、次はねーちゃんの番だろ。」
「は、はぁ?
 な、な、なんで、アンタと怖い話し合わなきゃなんないのよ。
 そんなバカな話ないわよ。」
「いーから、素直に話せばいいんだよ。
 ねーちゃんの悪いとこはね、自分の気持ちに素直じゃないとこだよ。
 話したいんだから、話せばいいんだよ。素直にさ。」
「なに言ってんのよ。別に怖い話なんて話したくなんてないわよ。
 それも、よりによってアンタなんかに…。
 あー、でも、そぉ。まぁいいわ。
 思い出しちゃったから話してあげる。
 あれはね、大学2年のぉ…、えーと、そぉ。2月…、だったと思う。
 確か…。
 サークルの合宿でさ。E高原に行ったの……」
 


                   ―― 『姉弟掛け合い怪談-その2』〈つづく〉


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2017
01.29

あら。横綱、なっちゃった?うそ…(爆)


 まー、この人は、結局、大関で終わるんだろうな。

 なぁ~んて思ってたのは、去年のいつ頃だったか?(笑)
 そう。綱取りとかやたら騒がれてたのに、いつも変なトコでコロンと転がされちゃうもんだから、ニュースでは名前が出なくなっちゃったあたりですかねー。

 ま、相撲ファンではないんで。
 あくまで、ニュースの時に誰が勝ったor誰が負けたって見て、それで十分ってくらいなんですね。
 ただまぁ稀勢の里は、ご出身がまぁ近いんで。「勝った」って聞くと、ちょっとウレシイって感じだったんですけど、ただ、まぁ~ね(爆)
 やっぱり、白鵬って、カッコイイじゃないですか。なんだか、東大寺の南大門に立ってそうで(笑)
 日本語ウマいし、ちょっとお茶目だし。ていうか、強いし、上手いし。

 稀勢の里は、ずっと、えぇー、なんでそこで負けるぅ?っていうのが、毎度毎度のパターンなんですよね(笑)
 去年あたりからはそうでもなくなってきたですけど、最初、相手とぶつかった途端、ガガガーって後ろに引いちゃうし。
 今場所も、琴奨菊に根性負けしたあたりで、あぁもぉダメだろうなーって思ってたんですけどねー。
 ていうか、優勝が決まった後も、ぶっちゃけ、白鵬にはまた負けんじゃねーのぉーって思ってました(笑)
 ところが、勝っちゃったんだから、もぉビックリ!です。
 ユアタイムに出たのはビックリ半分、大笑い半分(爆)

 おかげで、目立とう根性の大発揮しまくりで、すっかりシラケちゃったトンプラさんに食傷気味なニュースもちょっとは楽しく見れちゃったりと、ま、ここニッポン人の久々な明るいニュースってとこですかね。
 
 つーか、シンプルな横綱昇進の口上!、あれはよかったですね。
 なんか、みょぉぉぉぉぉに“らしく”って!
 恒例の四字熟語がなくて、報道ネタに困っちゃってるマスコミの様ぁったらないのが、またいいです(笑)

 ていうか、シンプルが一番!
 最近、世の中ヒマなのかなんなのか、言葉に限らず何でもかんでも、ベチョベチョ飾りすぎだと思います(笑)
 怪談も、“呪”とか“怨”みたいな怖怖文字でベチョベチョ飾るの、あれ、やめろ!ダサい!(爆)

 それこそ、N●Kスペシャルあたりですら、阪神淡路大震災の時の火災の状況を、「同時多発的に発生」ってナレーションしてたんですけど、それってなんかおかしくないのぉ?
 “同時多発”ってことは、それを言った時点で“発生”したと言ってるわけで、そこに“発生”という言葉を付け加えなくても意味は全然通じると思うんですけどねー。
 ていうか。
 なんで、“同時に複数(の場所で)発生した”みたいに平易な表現で言わないのかなーって。
 最近って、報道も普通の人も、なんかこう熟語みたいな、そういう慣用句をやたら使う傾向にある気がしますけど、この「同時多発的に発生」みたいに、一見、頭よくっぽく聞こえるけど、実際は無意味だったり、意味不明でしかない表現がミョーに多いんですよね。

 言葉遣いが変わるのは自然なことなわけで、それは全然いいと思うんですけどねー。
 ただ、妙に頭いいっぽい言葉ばっか使って、なんとなくわかったような気になってる今の風潮(ま、今に限らず昔からなんだけど)って、いざという時にそれを言った人と聞いた人で微妙に意味が違うみたいなことが起きる可能性があると思うんだけどなぁ…。

 ま、そんな意味でも、稀勢の里のシンプルな口上はスッキリ!気持ちがよかったです(笑)


 
 そういえば、琴奨菊がニコニコ笑って、横綱の綱作ってる姿、あれはよかったですね
 とかなんとか言って、心の底では「俺も去年優勝したんだけど、今じゃ大関陥落。オマエもそうなれぇ~!イヒヒ」なんて思ってたりしてね(笑)
 ま、人間なんて、みんなそんなもん(爆)


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2017
01.15

お悩みカフェ ~ 第9回:サイコパスになりたーいっ!!

Category: お悩みカフェ

 実感したことはないですけど、思うに、もしかしたら私は器用な方なのかもしれない…、と(笑)

 というのは、子供の頃からずっと思い出して見てみると、やりたいと思ったことがすんなり出来ちゃったり、いろいろ賞をもらったり。球技は苦手でしたけど、足を使うスポーツだったら得意でしたから、まぁクラスで肩身の狭い想いをしたことはそんなにありませんでした。

 そんな私が挫折…、と言っちゃうとちょっとオーバーなんで(笑)
 ていうか、そういうありふれた記号を安易に使っちゃうのは、怪談とはいえ「お話」のブログをやってる人としてダサいと思うんで。
 ま、そう、「うん?」っとアセることになるのは、中学に入ってすぐ、たぶん5月くらいの体育の時間でした。
 前の体育の授業で先生が「次回は高跳びだ」って言ってたんで。
 それなら得意だ!って。いや、高跳び幅跳びは小学校の頃はクラスで常に一番か二番だったんで(笑)、その日は、秘かに張り切りまくりだったんです。
 ところが、中学校ともなると自由に跳ばさせてくれないわけですよ。
 背面跳びか、ベリーロールの練習をさせられるわけです。
 いやもぉあんな変な恰好、普通に跳んだら楽にクリア出来る高さだって跳べるわけありません(爆)

 それは、絵も同じでしたね。
 クラスの上手いヤツに、明らかにもぉ全然敵わないわけですよ。
 えー。アイツ、小学校の頃あんなに上手かったっけー!?なんて(笑)
 いやはや、もぉその他得意だったことも全て全然で。
 それこそ、小学校卒業から中学入学のあの2週間に、世の中にいったい何が起きたたんだ?ってくらいの世界でした(爆)

 ま、そんなわけで、以後は不良まっしぐら!
 なぁ~んてことはなく。
 ま、特にねじまがることなくスクスク成長できた(か、どうかは知りませんが)のは、友だちとおバカやることに救いを見出したからだったんでしょう(笑)
 というよりは、いい友だちに恵まれたんだと思います

 ま、そんなこともあって、スポーツは苦手っていう意識が強かった私ですけど、そのうち山とかスキーとかに目覚めちゃったんで。
 ま、そっちを楽しくやれれば、あとはどうでもいいよね?みたいな(笑)

 ま、そんな人生を歩んできたわけですが(太宰治か!)、それは怪談も同じなんですね。
 というのは、私、怪談って、基本的に集めたことないんです。
 怪談は子供の頃から好きだったんで。「嫌だ」「嫌いだ」と言う人たちの迷惑顧みず、事あるごとに怪談しゃべってたら、ま、みんな、さすがに呆れちゃったんでしょう。
 「あのバカは怪談を話してやれば喜ぶ」とばかり、みんなして寄ってたかって怪談を教えてくれるようになっちゃったんです(爆)
 おかげで、某怪談サイトで賞をいただいちゃったり。
 ま、そんな風に楽しい怪談ライフ(?)をおくってきたわけですが、そんな私を大いに考えさることになるのは去年、ある怪談作家の方と知り合いになったことが大きいと思います。

 その怪談作家の方って、ま、怪談会とその他で何回か会っただけなんで。詳しい人となりはわからないんですが、最初の印象は、怪談作家にしては、ずいぶんと真面目そうな方だなーというものでした(笑)
 というのも、こんなこと言ったら怒られちゃいそうですけど、私、その人を知るまで、怪談作家というのは、ぶっちゃけ胡散臭い輩なんだろうなって思ってたんですね(爆)

 だって、怪談作家の方って「これは取材して集めたお話」とか言うわけですけど、そんないくら怪談作家だからって、見ず知らずの人に怪談(みたいな世間ではバカらしいと言われてるお話)をしゃべってくれるわけないじゃないですか。
 だから、失礼ながら、その怪談作家の方にもそう言ったんですよ。
 そしたら、その方は「それはその通りだから、知り合いやその知り合いとツテを伝って聞きまくってる」って。

 怪談って、実はパターン化されたお話が多いんですね。
 というか、怪談ファンって、実は怪談のパターンに則ったお話が好きだったりするわけですが、ま、それはともかく(笑)
 その怪談作家がおっしゃってた「知り合いやその知り合いとツテを伝って聞きまくってる」というの、あ、ホントそうなんだろうなーって素直に感じることが出来たのは、その方の人柄もさることながら、お話が怪談のパターンからはちょっとズレてるようなお話が多かったからなんです。
 というか。
 聞いたネタを、そういうありがちな怪談のパターンにあてはめない(落とし込まない)タイプの人なのかもしれないなーと。

 怪談作家という人にしては、面白いタイプの人だなーって。
 最初は、単純にそう思ってただけだったんですけど。
 それが、「あぁこの人って凄いなぁ」って思うようになったのは、去年、出版社から「百物語」を振られたと聞いてからだったように思います。

 いや。最初は、「うわっ、百物語。そりゃ災難!」って。完全に他人事だったんです(笑)
 というのは、怪談本って、基本200ページ強くらいなんです。
 つまり、百物語ってことで、そもそも100のネタを集めなければならないこと自体大変なんですが、それより大変なのはその後なんです。
 つまり、その100のネタを全て2ページくらいのお話にしなければならないというとんでもない苦労が付き纏うことになるわけです。

 そんなわけで、会うたんび、その苦労を聞いたりネタ集めを手伝ったり。また、集めたネタを聞かせてもらったりしてたわけですが、いやもぉコツコツと。ホント地道に集めてられて、なんだかんだで100話、ネタから原稿から全て終わらせたと聞いたのは、確か去年の秋の終わりごろだったですかね。

 そんな中、いつもの怪談会でその方のお話を聞いてたわけですけど、ふと、「あれ?どっか一皮むけた!?」って(笑)
 お話の質もさることながら、話されるお話にその人の「色合い」ってもんが出来上がってきたように感じたんですね。
 何気に話すネタでも、どこか重みがあるっていうんですかねー。
 いや。それは、怪談会の他の人もなんとなく感じるようで。
 怪談会を主催する方も最後の締めをその人にお願いしたりするわけですけど、またそれにちゃんと応えて時間内に話し終えるわけですよ。
 それを見ていたら、「あれ?いつの間にか、とんでないくらい引き離されちゃったぞ」って(笑)
 それこそ、中学の時に味わった、高跳びや絵と全く同じ感覚でした(泣)


 実は、去年、出版社から百物語を振られたとその方から聞いた時。
 ま、その出版社がぞんざいなトコがあるというウワサは聞いてたんで、そういうことなのかなーと思いつつ。反面、編集者がその方に「百物語」という課題を出して試してるのかな?って気もしたんです。
 そして、たぶんその方も、それは思ってたと思うんですよね。
 ただ、その方は、それより何より、とにかく次の本を出したい…、というよりは、たぶん“次の本を早く出しておかないとマズイ(読者から忘れられちゃうから)”というのがあったようなんです。
 だから、(それもあって)大変なのを承知で百物語を受けたらしいんです。
 いや。聞いたら、それこそその時はどうやって100話集めるかなんて、あても何にもなかったそうです。
 けど、ソレしか本は出せないと編集から示されたら、とにかく受けちゃって。
 あとは、ひたすらコツコツ、会う人、会う人に「怪談教えてませんか?」と聞いたんだとかで。
 それこそ、会社に来た保険の営業マンに「怪談を教えてくれたら保険に入ってもいい」って言ったくらいだって話してくれました(笑)
 そうやって、ほぼ1年がかりで100話、原稿を仕上げちゃったと。 ←スゴイ!

 その後、編集と紆余曲折はあったらしいですが、結局、本はこの春くらいに出ることが決まったとかで。 ←拍手ぅっ!
 いや、編集から百物語を振られたと聞いた時は、他人事でニヤニヤだったわけですが、今度は他人事ながらホントうれしかったですね。


 で、実は、そのことを聞いた後。
 それとは別に、怪談に対しての考え方やその手の現象についてのスタンス等々話してたんですけど、ま、その辺の詳しい内容は長くなるので省きますけど、ふと思ったのは「あ、この人って、いわゆるサイコパス脳の人なのかもしれないなー」って(笑)

 そんなこというと、サイコパス=異常犯罪者というイメージが強いんで。「え?ヤバイ人なの!?」なんて思うかもしれませんが、実は、サイコパスと犯罪者っていうのは別個のモノなんだそうです。
 本来、サイコパスというのは自分の持つ目的を果たすためにどんなことでもする気質のことなんだとか。
 つまり、犯罪、つまり社会のルールを外してしまう事をしてしまったら、社会から制裁を受けることになるわけです。
 そうなってしまったら自分の目的は果たせなくなってしまいます。
 つまり、そもそも、そんな愚かなことをしないのがサイコパスの人の性質らしいんです。
 一方、サイコパスの人の中で、犯罪へのブレーキが外れた気質を持った人が、いわゆる反社会的なサイコパスということなんだそうです。


 と、そんなこんなで話は最初に戻るわけです。
 つまり、(実感したことは“全然ない”んですけど)私は、どうも器用な方らしいんですね。
 ただ、それは本当に器用なのではなく、たんに小器用なんだろうなって思うんです。
 シャクに障ることに(爆)

 小器用だからこそ、小学校の頃は絵や高跳び幅跳び50m走は結構こなせるけど、でも中学になると途端に通用しなくなってしまう。
 ましてや、毎日コツコツそれに打ち込んでるヤツからは、どんどん引き離されていってしまう。
 それは、怪談なんてもんですら同じで。
 目的を持ってコツコツ集めている人には、いつしか質も量も敵わなくなってしまう。


 ……。
 うーん。
 あー、サイコパスになりたいっ!(爆) 

 いや…
 なる!、ですよね?
 サイコパスなら(笑)





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2017
01.15

怪談:17.1.15

 
 それは、冬のある日曜日。
 昨日の夜から雨が降り続く、そんな休日の午後。
 冬だというのにやけに雲の低い日で。そう、昨日の午後帰ってきてから家を出てないのであまり実感は出来ないのだが、外は冬だというのに生暖かい風の吹く、そんな日だった。

「こういう時って、この後すんごく冷たい風に変わるのよねー。」
「冷たい風ぇ?もー、なに言ってんだよ、ねーちゃん。
 さっきコンビニ行ったら、びっくりするくらい暑くってさー。
 もー、汗びっしょり。参ったよ…。」
 見れば、コンビニで買ってきたのだろう。寝っ転がった弟の前にはポテトチップの袋が、あっけらかんと口を開いていた。

「アンタ、またポテトチップぅ?
 ホンっト好きねー。昨日も2袋食べてたもんね。
 ていうかさ。寝っ転がってそんなもんばっか食べてると、また太るよ。
 あ、そう。こないだ、アンタの後姿見て思ったんだけどさ。
 最近、わき腹の肉、やけに目立つようになったよね?」
「うるっさいよ。
 一たび、口を開こうものなら、もぉポンポン、ポンポン。」
「なに言ってんのよ。
 若いうちのそういう食習慣が後々ヤバイ原因になるんだから。
 あー、あー、その齢だっていうのに腹出ちゃって。
 いくら弟だからって、どぉだっていいってもんじゃないわよ。」
「だから、大丈夫だって。来週はスノボだから。
 ガンガン滑るから、余分な脂肪なんてたちまちなくなっちまうよ。」
「えぇっ、またスノボ?
 スノボっって、先々週も行ってたじゃない?
 もぉずいぶんと優雅な身分…、あっそおっ。
 アンタ、暮れに貸したお金――。
「あー、だからっ!
 ほらっ、学生の頃!
 学生の頃は、ねーちゃんだってスキーばっか行ってたじゃ――。」
「そう、思い出した。クリスマスの前よ。
 B美さんにクリスマスプレゼント買ったら、
 肝心のクリスマスにデートするお金なくなっちゃったから貸してくれって、
 3万円貸したよね。
 アンタね。B美さんにプレゼントするのは勝手だけどね。
 クリスマスのデートの費用を忘れてたって、バッカじゃない?
 なんでそんなバカに、あんなキレイなB美さん、もったいないわ!
 ていうか、B美さんって、幸いあんなにしっかりしてるんだからさ。
 アンタ、早く結婚しちゃいなさいよ。
 結婚して、しっかり尻に敷かれた方がアンタの身のためよ。
 そう!だから、3万円よ。早く返しなさいよね。
 ごまかそうたって、そういうわけにはいかないからね。」
「だから、それは夏のボーナスで返すって約束――。」
「なにが夏のボーナスよ。
 スノボに行くお金があるなら、さっさと返しなさいよ。
 わたしだって、引っ越しやらなにやらでお金いるんだから。
 ていうかね。スノボってことは、
 また、アンタのあのみょーにイケてない友だち連中と行くってことよね?
 アンタね、B美さんのことも誘ってあげなさいよ。
 B美さんはあんなにいい子なのにさ。
 なのに、あの連中とまたスノボって…。
 あーっ!アンタ、もしかしてソッチの気があるとか?
 やめてよね。いきなり男と結婚するとか言うのはぁ。
 B美さんがかわいそうすぎる…、あー、でも、いいや。
 B美さんには、わたしがアンタなんかよりもっと将来性のありそうな男、
 紹介してあげれば……。」


 地元の大学を卒業した弟は、やはり地元の会社に就職して今度の4月で5年目。
 弟は支社勤めなのだが、本社に出向していた時に出逢ったB美さんという子と付き合っていて、どうやらそろそろ結婚しそうな気配。
 一方、わたしは女のくせに、なんか風来坊なところがあるのか、高校の時からとにかく家を出たくて東京の大学に行って。卒業後は東京の会社に勤めたのだが1年で退社。その後は地元に戻って、親のコネで信用金庫に勤めていた。
 そんな仕事の方はともかく。学生の4年間+社会人1年の計5年間一人暮らしの自由気ままさに慣れ切ってしまったわたしは、親と一緒に暮らすというのがどうにもこうにも窮屈で。
 また、風来坊な性がそうさせるのか、だいたい2年をめどに引っ越すというのが最近の生活のパターンとなっている。
 そんなわけで、今は借りていたアパートを解約して。いったん実家に戻って、目ぼしい物件漁りに明け暮れているところだった。


「そういえばさ。
 ほら、こないだねーちゃんが言ってた、あの話…。」
「あの話って、アンタ。
 話そらしてごまかそうたって、そうはいかないんだからね。
 借りたものはちゃんと返しなさいよ。
 さもないと、B美さんにアンタがため込んでるエッチなDVDのこと言っ――。」
「だからっ!
 だから、違うって。別にごまかそうとなんてしてないだろ。
 借りた金は、もちろんちゃんと返すよ。返せばいいんだろ。」
「そんなの当たり前でしょ。
 ていうか、借りといて何なのよ、その態度!
 借りる時は、やたらニヤニヤ、ヘラヘラしてたくせして。
 そもそも何よ。あの平身低頭な卑屈な態度は。
 あれが実の弟かと思うと、ホンっト嘆かわしい――。」
「だからっ!
 だから、ボーナスの時に――。あっ、そう!。
 そうだよ。だからさ、ねーちゃんが変なことこと言うから、
 肝心なこと言えねーんだって。」
「別に、わたしは変なことなんて言っ――。」
「そうっ!そうだよ。
 だからさ、その変なことだって。
 ほら、先週。先週、ねーちゃん帰ってきて、変なこと言ってたじゃん。」
 駅を乗り過ごしたら、変な人がいたとかなんとか。」
「先週ぅ?変な人ぉ?
 あぁ、あれ。あれは違うわよ。
 あれは変な人っていうより……。」


 あれは、気になっていたアパートの周りが夜、どんな感じか見に行った帰り。
 仕事先を出て。今いる実家とは反対方向にある駅から、あっちこっちふらふら。30分も歩いたと思う。
 ううん。アパートまでは、真っ直ぐ行けば10分もかからない。
 あの時は、周りにある遅くまで開いてるスーパーやコンビニ、その他諸々の店の様子も見ながらだったから、ちょっと時間がかかった。
 肝心のアパートは、想像してたより夜は意外とザワザワしてるんだなーって減点。
 そう。あとは、駅前に数軒あったお酒を出す店の前に客引きが出ていたのも減点ポイントだった。
 そんなわけで、「あのアパートはないな」なんて思いながら電車に乗ったのは、たぶん10時を過ぎていた。
 電車は、通勤とは逆方向にあたるせいかガラガラ。
 アパートを見るのに、風の吹く寒い中を50分くらいウロウロして、もぉ体は冷えきっていたから、車内の暖かさにホッとしたんだと思う。その電車の揺れと相まって、わたしはすぐ寝入ってしまった。
 人の騒めく気配に、薄っすら目を開けると。
 電車は、ちょうどわたしの仕事先のある駅に着いてドアが開いたところ。
 地方都市とはいえ、そこは県庁所在地の駅だ。
 車内は、たちまち乗客が乗り込んできた。座っているわたしの前にも人が立ち、その横もその後ろもと、たちまち満員状態になった。
 もっとも、わたしはそれよりなにより眠くって。また、前に立つ人で明かりが遮られ、ちょっと暗くなったのも眠気を誘ったのだろう。
 あっという間に心地よく寝てしまった。

 はっ!
 目が覚めたのは、頭が押されるのを感じたから。
 電車で寝ている人って、隣りの人にもたれちゃうタイプと顔が上を向くタイプ。あと、頭がおじぎしてしまうタイプがいるが、わたし はおじぎしちゃう方で、その時もそうだったんだと思う。
 頭のてっぺんをグイっと押された触感で目が覚めたわたしは、ひゃー、また頭がおじぎしてたんだ、と慌てて体を起こした。
 わかると思うけど、そういう時ってとっても恥ずかしい。
 だから、わたしは体を起こしながら、なんとなーく薄眼で周りを観察?確認?うーん。そう言っちゃうと、完全に目が覚めていて、頭も完全に冴えていたようになってしまうが、それとは微妙に違う。
 ううん。もちろん目は覚めていた。それは確かだ。
 ただ、いわゆる半覚醒の状態や寝惚けまなこというのとも、あの時は違うと思う。
 まぁいろいろ言葉を探しても、“観察”というのが一番近いから、とりあえずその言葉を使うが、そう、薄眼で周りを“さっと観察”していた、というのが適当なのかもしれない。
 今、わたしの頭が当たってしまった前に立っている人は女の人で、冬だというのに短いスカートの丈やその下から伸びているストッキングに包まれた足の感じからして、たぶん若いOL…
 その人が、わたしのすぐ前に立ってるせいで、明かりが遮られ車内が薄暗く感じる――。
 えっ?
 その瞬間、思わず隣りに座る人を見てしまった。
 ううん。実際は違う。
 だって、隣りに人は、いや。隣りにも、ていうか、わたしの座っているそのシートに誰も座ってなかったから、隣りの人を見るもなにも、わたしが見たのは車内のガランとした光景だけだった。

 ガタン、ゴトン。ガタン、ゴトン。
 ガタン、ゴトン。ガタン、ゴトン……。
 もちろん、わたしの前に、丈の短いスカート女の人なんていなかった。
 わたしがいつも通勤に使ってる電車の中、ガタンゴトンとやけに寒々しく感じる音が響いていただけ。
「間もなく、北C駅ぃ…。」
 そのアナウンスは、わたしが降りる駅を2つ乗り過ごしたことを告げていた。


「ねーちゃん!ねーちゃんってば。
 もぉ何なんだよー。なに、ぼっとしてんだよ。
 ねーちゃんって、いつもそうなんだよな。
 機関銃みたくしゃべってたかとおもうと、いきなり夢ん中に行っちゃったり。」
「え?あぁ、なによ?」
「北C駅だったんだろ?」
「え?」
「だから、ねーちゃんがその女を見た駅って、北C駅だったんだろ?」
「え!?あ、うん。
 あ、だから、正しくは、北C駅の手前よね。」
 その時、わたしの脳裏にはあの時の寒々しいガタンゴトンと音が響いているだけのガラーンとした車内の光景がまざまざと蘇っていて、ちょっとぼーっとしていたらしかった。

「うん。まぁ北C駅だよ。
 いや。こないだ、その話をねーちゃんに聞いた時は言わなかったんだけどさ。
 北C駅って、実はオレも変なことあったんだよな。」
「何よ、変なことって?」
「うん、だから学生の頃…。」
 弟が地元の大学に通っていたというのは言ったと思うけど、その大学は北C駅の一つ向こうのC駅にあった。


 あれは大学3年の4月。
 そう、4月といっても、その最終週のゴールデンウィーク直前のことだった。
 オレはスノボのサークルに入っていて、その時はサークルの新歓コンパの後だった。

 なんだろう?
 オレは、酒がのめないねーちゃんと違って、酒はまぁ強い方なのだが、その時はどっか体調が悪かったのか。
 そう。2次会を誘われたのに断って、C駅でみんなとわかれたのは気分が悪くてどうにもこうにも仕方なかったからだった。
 電車に乗ってしまえば、自宅までは3駅。
 一刻も早く家に帰って、ベッドでひっくり返ってたかった。

 幸い電車はすぐに来た。
 ところが電車に乗ってすぐ、もぉどうにもこうにも気分が悪くなって。
 このまま乘ってたら間違いなく車内で吐いちゃいそうで、オレは次の北C駅で降りた。

 電車のドアを転がるように出たのはハッキリ憶えている。
 でも、その後はどうしたのか?トイレに行って吐いたのか、それともずっとそのベンチに座っていたのか、その辺はよくわからない。
 気がつくと、オレは北C駅のホームのベンチでひっくり返っていた。
 4月の下旬の夜。
 そういえば、その日の昼間は暑いといってもいいくらいの陽気で。その暖気が残っているせいもあって、夜風がやけに気持ちよかった。

 北C駅は、無人駅だ。
 駅の周りは田んぼばっかりなんてとこだから、この時間だったら電車から降りるヤツはいても、この駅から電車に乗るヤツはまずいない。
 それを幸い、オレはそのベンチにそのまんまひっくり返ってることにした。
 気がつけば、吐き気はすっかりおさまっていた。
 顔がぼーっと熱いのも全然で、ついさっきまでの気分の悪さが嘘のようだった。
「あぁ~あ…。
 あー、もぉヒドイ目ついた…。」
 電車はいつ来るのだろう?
 時刻表を見に行こうかと思ったが、「ま、いいか」って。
 寝っ転がったまま夜空を…、駅の明かりがあるものの、それでも空に星がいくつか見えていた。
 周りは田んぼだったから、カエルがいっぱい鳴いていた。
 あー、今年の新入生は、カワイイ子いなかったなぁ…なんて。
 新歓コンパの時の顔ぶれを思い出しながら、たぶんそのまま寝てしまったんだと思う。

 バサっ。
 目を覚ましたのは、顔にあたったその触感だった。
 いや。その時は、目が覚めたといっても何も見えなかった。
 目の前が真っ暗で。
 え…
 ……
 そう。一瞬、間があったと思う。
「わぁっ!」
 真っ暗で何も見えないのに感じられる、顔のすぐ上にあるその気配。さらに、その気配から垂れ下がってオレの顔をすっぽり覆っているモノが顔にあたる触感。
 そのとんでもない気持ち悪さに、オレはそれから逃れようと、その瞬間どうしたのだろう?
 だって、そこは駅のベンチだ。背もたれがあるわけだ。
 一方、ソレはベンチに寝転がるオレの顔を覗き込むように立っていた。
 いや。わからない。
 だって、その瞬間は真っ暗で何にも見えなかったんだから。
「うわー!うわー!うわー!」
 とにかく、何度も悲鳴をあげながらソレから逃れようと、バタバタしていたベンチのごつごつした感触は今でも憶えている。
 すとーんと。
 たぶん、ベンチから落ちたんだろう。体が宙にあった一瞬の感覚があって、ガツンと体がホームのコンクリートにぶつかったのは確かだ。
 でも、その後憶えていることといったら、北C駅のホームを息せき切って走っていた時の断片的な光景くらいだ。

 結局。
 オレは、北C駅を利用する通勤客に助けられたらしい。
 なんでも、駅前でひっくり返っていたオレを見つけたその人が警察に連絡してくれたんだとか。
 パトカーで運ばれたんだか、救急車が来たんだか、その辺はオレは知らないが、気がついたのは病院のベッドの上だった。
 ベッドの脇で、ちょうどあくびをしていた親父の顔を見た時は、なんだか無性にホッとした記憶がある。


「なによ、それ。そんなこと、わたし、初めて聞いた。
 え?なに?つまり、酔っぱらって悪い夢を見たってこと?
 ていうか、アンタ、バカぁ?
 酔っぱらって、北C駅の前で寝てたって…。
 あっきれた。ていうか、恥ずかしいー。
 わたし、北C駅じゃ絶対アパート探さないことにする。」
「だから、そういう話じゃないだろ!
 ねーちゃんの言ってたその話っ!
 それって、今言ったオレの話と、全く一緒だって思わねーのかよ!」
「同じ?はぁ?
 なに言ってんの、アンタ。同じわけないでしょ!
 アンタは酔っぱらってたんでしょ。酔っ払いと一緒にしないでよ。
 そぉっ。アンタって。アンタはさ、酔っぱらっちゃうから、憶えてないかもしれなけど、
 アンタって、実は、相当酒グセわるいのよ。
 なんていうかなー、からみ酒っていうのかなー。
 そのくせ、いきなりわんわん泣き出してみたりでさ。」
「あのさ、ねーちゃん…。
 あぁもぉ…。」
「アンタ、まさかB美さんと一緒にいる時も酔っぱらってないよね?
 知らないよ。酒グセわるくてB美さんに愛想つかされても。
 あー、それにしても、こんな男のどこかいいんだか?
 ねぇ。わたし、前々から不思議でしょうがなかったんだけどさ。
 B美さんって、アンタのどこがいいと思って付き合ってんの?」
「う、うるせーな!
 B美がオレのどこがいいと思ってるかなんて、ねーちゃんには関係ないだろ。
 ていうか、こんな機関銃みたいな女が小姑になるかと思うと、B美が可哀想すぎるわ!」
「えっ!えっ!えっ!
 小姑って、えー! つまり、結婚んんっ!?
 えー、何それ? ちょっとショック…、かも。
 しっかし…、へー、そうなんだ。アンタ、B美さんと結婚、決めたんだ。やっと。
 行き遅れないでよかったねー。
 あー、でも、なんかビックリ。
 へー、で、いつよ?
 ていうか、結納は?」


 姉弟で、そんなバカなことを言ってた時だった。
 ふいに、窓がガタンと音をたてて。
 思わず会話を止めたわたしと弟は、ちょっとギョッとしながら窓を見た。
「あ、風向きかわったのかな…。」
 近寄って、窓から外を見ると雨はまだ降っているようだった。

 あの時…
 そう、アパートの様子を見に行って、電車で寝過ごした時。
 わたしの前にあった、そのスカートの柄はよく憶えてない。
 ただ、その短めのスカートから伸びていた濃いブラウンのストッキングに包まれた足のつるんと丸い感じは、今でもハッキリ記憶に残っている。
 そう。あのつるんと丸く、そしてもし触れたらはじき返すような感じは間違いなく若い女の足だった。
 ううん。だからって、わたしが見たソレが弟の出遭ったソレと同じとは限らないと思う。



                    ―― 『姉弟掛け合い怪談:その1』〈つづく〉


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  断りなく転載されるのは非常に不愉快です。やめてください
  ブログの記事は全て「著作物」であり、著作権法の対象です
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   ちょっと剣呑で、ゴメン(^^;)

 補足
 映画『ビフォア・ミッドナイト』、やっと見たんですけど、いやー、面白かったです。
 2人に子供はいるんだけど、でも、ストーリー的に子供はあくまでお話に必要な添え物で。
 いい歳こいて、ちゃんと男と女の会話(というか、お話)になってるのがよかったです(笑)

 おかげで、このお話に出てくるキャラクターも機関銃女になっちゃったと(爆)


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2017
01.15

寒おすなぁ

 いっやー、買い物行ったら、空気が冷たい!冷たい!
 とはいえ、昨日(土曜)と違って、今日は冬晴れも冬晴れ、ドピーカンです。

 昨日はお昼ぐらいから、雪がチラついたんですけど、驚いたのはそのチラつきかた。
 というか、あれは、チラついたというより、“降った”んでしょうね。
 雲がそれほど大きくなかったから、一瞬降って、止んで。また、一瞬降って、止んでの繰り返しだっただけで。

 お昼頃、外がやけに暗くなったんで。
 何気に、窓の外を見たら、ちょうど雪がチラつきだしたところだったんですけど、50mくらい向こうが靄のようなもので覆われていたんです。
 なんだあれ?っと思う間もなく、その靄のようなものが、ふわーっと、あっというまにこっちに向かってくるその様に、もぉ一瞬何が起こってるのか全然わからなくって
 うわっ!うわっ!と大いにアセっちゃいました(笑)

 あれは上空の雲の感じからして、関東地方の通常の雪の降り方と違うように思いましたね。
 夏のゲリラ豪雨の雪版って感じでした。

 朝の天気予報で関東南部でも雪が降るって言ってたんですけどねー。
 でも、まぁ風花くらいだろーってたかくくってたんですけどね。
 まさか、ホントに降るとは思いませんでした。
 しかも、房総半島の突端辺りで結構降ったとかで。
 房総半島の突端は、2014年の例の大雪の時も雨だったそうで、いやはや、いかに今回の寒波がスゴかったかってことなんでしょう。


 週間予報だと、この寒さは今週も続くみたいですけど、その後はどうなんですかねー。
 意外と今年の冬(の寒さ)はこれで終わりで。
 以後は、3月くらいの気温がダラダラみたいな風になりそうな気がするんですけどねー。
 というのも、ウチの辺りだと、金曜から今日の朝、かすかに南風が吹いてるんですよ。
 いや、それにもまして寒気が強いんで、空気はやたら冷たいんですけどね。
 てことは、昨日の房総半島の雪は、風がぶつかって雲が出来たから?

 まー、このやたらめったらスゴイ寒波にも困ったもんですけど、ただ、個人的には寒い冬って大好きなんで(笑)
 寒くてもいいから、このまま冬晴れが続いてくれたらいいなーって。

 ま、そんなことばっか言ってると、日本海側に住んでる人に怒られちゃったりして(笑)



 

               追記
               なんでも、広島の降雪量は、なんと33年ぶりなんだとか。
               33年ぶりって…、あーっ、つまり、あの雪!
               なぁ~んか、スッゴク懐かしかったりして(笑)



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2017
01.09

年始三題


 その1:よくわかんない夢

 朝、会社に行こうと歯を磨いていると、なぜかそこは合宿所のような場所で、知ってる人、知らない人、いろんな人がいる。

 ま、シェアハウスのような場所なのか?
 でも、そのくせ、そこにはお手伝いさんもいたりする。

 でも、そのお手伝いさん、今朝は何だかちょっと不機嫌そう。
 どうしたんだろう?と思いながら、トイレに入ろうとドアを開けたら、中から出てきたのは学生時代の友人のAクン。

 そのAクン、何やら浮かない顔で、聞けば、昨日、お手伝いさんの胸をさわっちゃったとかで、それ以来お手伝いさんが怒ってると言う。

 「そりゃ怒るよ。オマエが悪いよ」と言ったら、目の前のAクンが、いつの間にか中学時代の友人のBクンに変わってる。

 いきなり場面が変わって、バスを降りるのに料金を払おうとしたら10円玉がない。
 両替機に100円玉を入れると、50円玉と10円玉になぜか毛抜きが混じっている。

 「何なのこれ?」と聞くと、「それで大丈夫です」と運転手さん。
 「なんだ。いいのか」とバスを降りたところで目が覚めた(笑)



 その2:変な野菜

 八百屋に行ったら、見かけぬ野菜が並んでいて。
 何だろうと見たら、「鶴首カボチャ」だと。

  ツルクビカボチャIMG_3203

 大きくて食いでがありそうなわりに180円はお手頃だと思ったので、まぁ買ったんですけど…

 その枯れたような色合いとは裏腹に、中はニンジンと間違えちゃいそうな鮮やかなオレンジ色。

 八百屋のおススメでは、「薄く切ってバターで炒めるか、あとはクックパッド見てください」ってことだったんで(笑)
見てみたら、ポタージュスープとかばっかで、それはメンドくさいと炒めることに。

 ところが。
 食べてみたら、やけに水っぽくって、どーもイマイチ。
 甘みが強いのも、その水っぽいのと相まって、ミョーに口に合わなくって。
 「なるほど。だから安かったのかなぁ~」と、今はこのやたらバカデカいヤツ、どうやって全部食べるか思案中(泣)



 その3:変な黒い粒

 前々から「何なんだろう!?」と思っているのが、雨の降った後、エアコンの室外機の上にあるたくさんの小さな黒い粒。

 よく見れば、砂粒くらい石の粒のようなものなのだが、それがどれも真っ黒。

 エアコンの室外機にあるのだからベランダの手すりにもあるかと雑巾で拭いても、そっちにはない。

 雨の降った後にあるのだから、それは雨と一緒に降ってくると思うんだけど…
 でも、そんな砂粒くらいのモノが雨と一緒に降るっていったい何?
 えっ!もしかして、中国大陸から来てるとか!?
 つまり、“ユーガイ”な代物?

 なぁ~んて(笑)






 ていうか、三題をオーバーしちゃうんだけど、去年から困ってるのが手荒れ。
 10月くらいから、左の手のひらのしわがワレるのから始まって、次は右手の小指。

 元々、手が荒れる方で。
 普段からクリームを小まめに塗ってるんだけど、それでもヒドイ時はヒビケア軟膏かAPソフトローションのどっちかを塗れば治っ てたんだけど今回だけはな~んか治らないんですよねー。

 いや。10月の終わりくらいにいったん治ったんだけど、11月の中旬くらいからまたぶり返して。
 思えば、ちょうど怪談会の1週間前くらいからぶり返したんで、「あ、もしかして、一種の祟りとか?」なぁ~んて(爆)

 そんな話、怪談好きのおバカも食わん!ってとこなのだが、しかしまぁなんとか治らないかと、最近はヒマさえあればドラッグストアのハンドクリームコーナーに通い詰めになってしまって(笑)

 ほら、ハンドクリームコーナーに行くと、「テスター」とシールがはってあるお試しがあるじゃないですか。
 あれ、行くたんびにいろいろ試すわけですよ。
 試してみると、「あ、コレ、調子のいいかも!」ってヤツ、あったりするんですよね。

 ただ、調子のいいヤツほど高いんで(笑)
 あとで、ネットで評判確かめてから買うんだけど、面白いことに(というか、シャクに障ることに)実際買うと、「あれ?コレって、こんなに効かなかったけ!?」なぁ~んていうのが大体のパターンで(泣)

 しょーがないから、またドラックストアに行くわけだけど、ふと思ったのは、「あのテスターって特別効くようにしてある、超高級ウルトラスーパークリームってことない?」
 もしかして、買わずにテスター使ってる方が治るとか(爆)




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2017
01.09

うーん。無茶苦茶寂しい!(笑)


 いっやー、例の「ローカル路線バス乗り継ぎの旅」。
 第25弾:会津若松~由利本荘、面白かったですねー。

 直線にしての距離が短いことからして、こりゃ相当難ルートなんだろうなーって思ってましたけど、いや、まさか会津若松から福島県を抜けるだけでほぼ2日とは(笑)

 ていうか、会津若松から秋田(由利本荘)に向かおうっていうのに、まさか東側(郡山)にしかルートがないっていうのはスゴすぎです。
 とはいえ、そのおかげで第16弾の館山~会津若松を断念させられた郡山のバス案内所の人と再会したのは、もぉ屈指の名場面でした(笑)
 その他、今回は役場だったり温泉だったりで再会があったのがよかった。

 そういえば、個人的に第16弾の館山~会津若松は面白かったベスト3の一つだったんですけど、その他だと第14弾の米沢~大間崎、第10弾の四国一周ですかね。
 あとは、悪天と蛭子さんのギャンブル狂い(パチンコ)に祟られた、第7弾の青森~新潟かなー。
 25弾の会津若松~由利本荘はそれに並ぶ面白さだったわけですけど、つまり、面白かったのは全部失敗の回だと(爆)


 そう、失敗の回の方が(見てる方としては)名場面が多いんですよね。
 第16弾でのたまたますれ違ったバスでの乗り換えとか、第15弾のたまたま入った野辺地駅前の食堂が以前来た店で。その店の人が別のバスがあると教えてくれるとか。
 あの番組はツクリはないといいつつ、TV番組である以上ある程度のツクリ(スタッフの意図)はあるわけですけど、でもそのツクリを越えちゃう場面っていうのがあった時は、思わずTVの前で「わー!」とか言っちゃう面白さがありますよね。

 ま、見てる方からすれば、ただバス乗り継いでるのを見てても全然面白くないわけで(爆)
 そう言う意味じゃぁ、第20弾の洞爺湖~羅臼みたいな長距離の路線でたんにつないじゃった回はイマイチだし。
 また、第17弾の山口~室戸岬みたいに、橋(しまなみ海道)を渡らなきゃならないがゆえにおのずとルートが決まっちゃう回も面白くないですよね。

 そういえば、17弾はなんだか人気のしまなみ海道ありきって感じで。
 橋は高速のためバスに乗れずにひたすら歩く場面が多かったというのも面白くなくした原因だった気がします。

 やっぱり、そこはローカル路線バス“乗り継ぎ”の旅なわけで。
 バスを乗るために歩くのはともかく、お題のルートのために歩いてバスをつなぐのは番組の趣旨から外れてるんじゃないのかなーと(笑)
 第25弾の会津若松~由利本荘があれだけの難コースなのに、なぜかイマイチ感があったのは最後の日がバスの旅というよりは歩く方が多かったからじゃないかと思いますね。

 ま、それは、今の日本ではバス路線がどんどんなくなっていくという事情があるわけですけどね(番組でも地元に人が「その区間はちょっと前まであったんですけどね」と言う場面がよくある)。
 でも、やっぱりローカル路線バスを乗り継いでこその面白さっていうのはあると思うんですよねー。

 そういう意味では、たしか第14弾の名古屋~禄剛崎(能登半島)だったと思うんですけど、街中の短い路線で愛知県内をグルグル回ってたのはホント面白かったですね。
 ただし、14弾は金沢辺りで出演者たちが禄剛崎まで行けるのがわかっているのがもぉ見え見えで。あれは、ホント相当マイナスポイントだったです(笑)


 そんな風に見ていくと、(個人的に)面白いと思う回の要素というのが見えてきますよね。
 まず、失敗の回(爆)
 いや、失敗したから面白い。成功したから面白くないっていうんではなく(笑)
 失敗した回っていうのは、太川さんと蛭子さん(+マドンナ)もそれだけ切羽詰まって必死なわけで。その必死さがスタッフの事前の意図を越えちゃう名場面(偶然の妙)が出てくるんだと思うんですよね。

 2つ目は、ルートをどうとったらいいかわからない…、というよりはルートがいくらでも考えられる回ですね。
 個人的なベスト3の一つである第16弾の館山~会津若松はまさにその典型でした。

 あと、意外と大事なのがゲストであるマドンナのキャラクター(笑)
 個性が強いのは全然OKなんですけど、変に主張が強いとそっちで疲れちゃうみたいなとこ、あるかな?(爆)


 そんな9年間楽しませてくれた「ローカル路線バス乗り継ぎの旅」ですが、太川&蛭子コンビは第25弾をもって卒業なんだとかで。
 いや。正直、それはマジ寂しいですねー(泣) ←泣くな(笑)
 人生の楽しみ、一つ減ったってくらい(爆)
 いやはや、ホントお疲れさまでした(笑)
 ていうか、スタッフもお疲れさまwww






 と、そんな「ローカル路線バス乗り継ぎの旅」。
 今年の春から新メンバーでまたやるんだとか(笑)
 それが去年の秋に特別篇として放送した、田中要次と羽田圭介にゲストのマドンナになるのか?それとも違うのか?その辺はよくわからないですけど、でもまぁとっても楽しみです(笑)

 太川&蛭子+マドンナは、それぞれあっち向くことでまとまって進んでいく(?)感じだったですけど、田中&羽田+マドンナは、それぞれがそれぞれの足りないトコを補ってくような感じで。あれはあれで、とっても面白かったんでよかったんですけどねー(笑)

 というか、映画版の台湾編がまたよかったですね。
 ルートは映画ということで(つまり完遂ありきのルート)、ま、そっちはともかく(爆)
 アジアの町っていうのは、なぜかミョーっ!にテンション上がるんですよね。
 グルメじゃないメシがやたらウマそーなのもよかった(笑)


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2017
01.02

なにやら正月


 なにやら、正月です。

 大晦日は、な~んか実感出来ないのに、
 年が明けると途端に正月を実感するのが不思議ですな。


 はっはっは(笑)






 年が明けた途端、正月を感じてしまうのは大晦日に除夜の鐘を聞くせいもあるのかもしれません。
 大晦日の夜、11:50にベランダに出て。
 近くの寺で♪ゴーン、ゴーンって鳴ってるのをボーっと聞いてると、「あぁー、1年過ぎたんだなー」って(笑)

 でもって、寒くなって部屋に戻ると、時計が新しい年の0:20だったりで、「あの寒い中、30分も何やってたんだろう?」って。
 ていうか、そんなことやってたら1年が経つのが早いのも当たり前だろー!って、年明け早々反省しちゃいました(爆)


 去年を思い返すと、ブレクジットやらアメリカ大統領選挙やら、はたまたネットのまとめサイトの一件とか。世に出回っている「情報」というものがいかに安直でいい加減で。も、ひとつ言えば、そういういい加減な情報を“わざとバラまいて”金儲けしてるヤツがいかに多いかっていうのかというのが明、ミョーっ!にあからさまになった年だったように思います。

 いや、イギリスのEU離脱の国民投票の前「ブレクジット」なんて造語が生まれちゃった時点で、投資の連中がそうやって煽ることで市場を動かそうとしてるんだろうなーって胡散臭く思ってたんですけどね。
 結局、そのブレクジットしかり、トランプさんの大統領当選にしたって、日経新聞や経済の専門家の言ってたほど経済の下降要因にはならなかったですよね。
 トランプさんの件にいたっては、今度は「トランプ相場」なんて言葉も生まれちゃったくらいの好要因で、もー大ハズレも大ハズレです(笑)
 いやもぉその(狙っていた)大ハズレで、どれほどのヤツがどれほど儲けたんだろう?って。

 それはネットも同じですよね。
 ヤフーのニュースなんて、韓国の人がこんな日本の悪口言ってるとか、中国の人が日本の商品を礼賛してるとか、どーでもいい話ばっかりアクセスランクに上がってて。
 結局、貶してるとか誉めてるってことで見てる人の気持ちをくすぐって、そこにある広告に誘導してるにすぎないわけですよね。

 去年やり玉に上げられたのはまとめサイトでしたけど、それはヤフーはじめ大手プロバイダーのサイトもたぶん同じ構造ですよね。
 そういえば、フェイスブックも動画広告の視聴時間を最長で8割も長く算出していたなんて話題もありましたけど、近い将来にはネット広告バブルの崩壊なんてこともあるんじゃないのかなーなんて(笑)

 まぁそんなことになったらネットにつながる料金が高くなるわけで、ヘタしたら世の中ひっくり返っちゃうんでしょうけど、でもまぁ世の中のネット化というはおそらく絶対的な流れなわけで。
 だからこそ、ここら辺で一回ガラガラポン!してみるのも、なんだかとってもワクワクすることのような気がします(笑)


 そういえば、大晦日から元旦にかけては年末にやってた「朝までドキュメント72時間」を録画したのをボーっと見てました。
 その時間、なんと5時間半! さすがに疲れました(笑)

 ま、ドキュメントですから。所詮は、製作した人の主観で組み立て直されたモノのはずなんですけどね。
 ただまぁ笑えて泣ける、いい意味での安っぽい映画を11本見ちゃったような(笑)
 思わずケラケラ笑っちゃったその笑いが、TV番組を見ていて出る笑いとビっミョーに違うのはなんなんだろうなーって、そんなことつらつら考えちゃいました。


 TVといえば、年末恒例のアホバカオカルト番組ですけど、その中で紹介されたルーマニアにある、変な靄が写る森。
 あれは、なんだかミョー!に行ってみたいなーって。
 心霊スポットとか、その手のとこって行ってみたいとか一切思わないんですけどね。 ←実は怖がり(爆)
 あそこだけは、不思議なくらい行ってみたいです(笑)

 考えてみれば、東欧って行きたいとたぶん一度も考えたことないくらいで。
 なーんか、それは面白いなーって思いました。


 ま、そんな年末から正月2日までの状況ですけど、あいかわらずアホバカな年末年始の過ごし方で。
 いやはや、めでたし、めでたし(笑)


 ま、そんなこんなで皆さま、今年もよろしくお願いします。 
 コケコッコー!  ←鶏年なんで、ニワトリの鳴きまねです




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