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2016
03.06

いや、だから…



 近所のスーバーでトイレに入ろうとしたら、何やら声が聞こえてくるんですよ。
 やたら甲高い声で…
 え?男子トイレに女がいる!?

 見れば、手を洗う所で、洗面台をのりだすように、顔を鏡に近づけて。
 「何やってんの!何やってんの!」と、延々叫び続けている太った男の子。

「な、なんだコイツ?」
 って、その男の子ったら、なんとお尻丸出し(笑)
 で、これまった、こきたねぇー尻なんだ!www
 おまけに、左手をお尻のアソコに突っ込んで。
 で、延々甲高い声で、「何やってんの!何やってんの!何やってんの!……」

 …!?

 私がトイレに入ってきたのに気づいたのだろう。
 こちらを一瞬振り返ったその男の子。いそいそとズボン(とパンツ)上げて出てっちゃったんだけど……

 いや、だから、よっぽどこっちが「何やってんの!」って聞きたい(笑)

 お尻丸出しだったってことは、つまりアレは洗面台の上でブ~ラブラってなってたわけで…
 あー、もっ、絶対あの洗面台使わない!(ていうより、絶対使えない!爆)


 ていうか、オマエ。
 まさか、その左手で、スーバーの物、触ってないだろうな!




        そういえば、あなたが今日の夕食で食べた食材…
        もしかして、彼が触ってたりして……


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2016
03.06

怪談話:16.3.6

Category: 怪談話-番外


 やっぱり、怪談会用のメモがてら。

 A子さんは、週末を利用して時々あちこちに出かけている、40代の女性。
 ただ、彼女が出かけるのは、あくまで週末。ゴールデンウィークやお盆休み・年末年始は出かけないことにしているのだとか。
 それは、彼女に言わせれば、人混みが苦手だからということなのだが…。
 ただ、ま、それはありつつ、彼女の旅行のスタイルが「女の一人旅だから」ということもあるんじゃないだろうか。

 とはいえ、A子さんが一人で出かけるようになったのは、ここ数年のことだという。
 というか、前は「旅行」自体、友人知人たちと年に1回行く、それも誘われて行くくらい。特に、旅行が好きというわけではなかったらしい。

 最初は、ブログネタ目当てだったのだと。
 つまり、A子さんも御多分に漏れず、90年代の後半に“なんとなーく”パソコンを買って。
 でも、することといえば、ネットでメール、ショッピング、ゲームにネットサーフィン。
 そのうち、友人から某SNSを招待されて始めたものの、なーんかピンとこない。
 そんな時、別の友人が始めたブログのかわいくも癒されるペットの猫の画像を見せられて。
 つい、ブログも始めちゃったんだとか。

 とはいえ、ブログというのは書かないことには始まらない。
 でも、書くにはネタが必要。
 でも、そんな、90年代後半頃からの日本人の平均的な消費行動をなぞってきたA子さんに、毎日ネタになるようなことがあるわけもなく。
 ブログネタ王道のペットの写真も、A子さんのようにマンション暮らしじゃぁ無理。
 A子さん、そんなわけでいろんなブログを見ちゃぁ、あーでもないこーでもないとやった末、たどり着いたのが旅行だったという。

 そして、それは。
 そんなA子さんが、一昨年の夏の終わり、古い町並みで知られるある町に出かけた時のこと……


 わたしの乗った夜行バスがQ町に着いたのは、まだ夜が明ける前。
 バスを降りたら小雨が降っていて、山間にあるQ町は夏だというのに変に寒い。
 夜行バスで旅行するといつも思うのだが、目的地に早朝着いた時が変に寒い。
 夜中は全然そんなことないのに。バスから降りた途端、お腹にくる、嫌ぁな寒さがある。
 そんな時は、一人で旅行をしていることに、ちょっと侘しさを感じる。
 友だちでもいい。誰か一緒なら、話をしたり笑ったりして、旅行の楽しさに気分を高揚させれば、寒いなんて無視しちゃえるだろうに…

 温かいお蕎麦か何か、食べたかった。
 こんな時間じゃまだ無理かなーと思いつつも、辺りを見回す。
 旅行に出た時は、スマホはなるべく使いたくない。
 だって、わたしの旅行なんだもん。わたし自身のアンテナで感じることが出来る範囲で、わたしの時間を過ごしたいから。
 ていうか、そこには、スマホの画面なんかよりずっと素敵な何かが絶対ある。

 雨といっても小雨だから、傘をさせばどうということはないだろう。
 あぁ、ただ、まだ旅行の初日だし。服も荷物も、なるべく濡らしたくないなぁ…
 でも、このバスの待合室にいてもしょうがない。
 寒いだけだし、あと、大学生なんだろうか?男女2人づつのグループが、スマホを見てどこに行こうか話しているのも気にさわる。

 思い切って歩き出すと、なんのことはない。そこにコーヒーショップの看板が。
 あ、なんだ。閉まってるのか。
 こんな時間だもん、しょうがない。
 あ、でも。
 もしかして、休日だったら開いてたのかな?
 休日をなるべく避けたいわたしの旅行は、たぶん、ちょっと人より損している…

 とはいえ、捨てる神あれば拾う神ありだ。
 でも、東京によくあるチェーンのカフェみたいなお店なのは、ちょっと興ざめ。
 しかし、この際贅沢は言っていられない。
 だって、この雨、歩く前に思ったより全然濡れるんだもん。
 入口の屋根の下で閉じた傘は、もぉビッショリ。水が滴るほど。
 傘をたたみながら、ふと見上げてしまった空がうらめしい。
 回れ右して入った店は、もぉホント会社の近くにあるあのカフェみたいな店内。
 カウンターでコーヒーを頼んで、座るとこを探す、アレ。
 もっとも、ここは今お客いない。どこでも座れる。どこに座ろうかな?
 ガラーンとした店内。
 旅行って、いつも人がいるから人に疲れてしまう。だから、こういう人のいない店はありがたい。
 あれ?あの奥のカウンター席の壁一面にある窓は何だろう。
 窓一面、青白く映っているだけで、向こうに何があるのか全然わからない――。
「いらっしゃいませぇ。」
「あ…。」
 カウンターの向こう。いつの間にか立っていた店員さん。
 高校生のバイトだろうか?頬にニキビのある男の子…。
 何を頼もうかな?
 ホットコーヒーにカフェラテ…、うーん。
 やっぱり、コーヒーより温かいお蕎麦が食べたいな…

「あのー。食べるものは何があるんです?」
 そう言いながらメニューを見ていたら、“お汁粉”の文字に目がとまる。
 えっ、お汁粉!?ここで?
 思わず、まわりを見回してしまった。
 あー、でも。お汁粉っていいかも――。
「食べるものですかぁ?今だと、このペストリーくらいしかぁ。」
「えっ、お汁粉はできないの?ここにある――。」
「すみません。お汁粉は今の時間はないんですぅ。
 ペストリーだけなんですぅ。」
 なんなのそれ?メニューにはちゃんとあるのに。
 バイトの店員の示すそれは、ホントに東京のチェーン店のカフェにあるものと同じ。カゴにのって、透明な袋に入って。
 わたしは、忙しい東京の生活から離れたくてここに来たの。なのに、これじゃぁ会社で徹夜した朝とまるっきり一緒じゃない……

「す、すみません。それで、あのぉー、ご注文はぁ。」
 消え入りそうなその声に目をあげれば、それはあの店員さん。目を伏せがちにわたしを見ながら、頭だけ何度も下げている。
「あっ、あ。わたし…、ご、ごめんなさい。
 そ、そう。そうね、じゃぁカフェラテ…。」

 結局、いつも飲んでいるカフェラテになっちゃったけど。でも、こういう時はまぁ慣れているものの方がいいのかも。
 そんなことを思いつつ、見て気になっていた奥の窓の方に向かう。
 トレイの上のカップが、紙のカップじゃなくて陶器だったことに、なんかホッとする。
 そういえば、今のバイトの店員さん。
 やたらペコペコすまながってたけど、もしかしたらわたし、ずっと睨んでたんだろうか…
 思い返したあの店員さんの微妙に訛りの残る物言いと、頬のニキビ。
 東京の高校生じゃついぞ見かけない、その純朴さがなんだか微笑ましい。
 そういえば、ニキビのある子って最近見ない。
 ふふっ。なんだか懐かしい気分…

 後ろから、あのニキビのバイトくんの「いらっしゃいませ」の声が聞こえる。
 カフェラテ持ってるからと、ちょっと振り返れば、カウンターの前には数人の人影が見える。
 へー。意外とはやってるんだ…
 えー、ならお汁粉、出せばいいのに。
 夜行バスのバス停から近いんだもん。ニーズ、あると思うけど。
 そういうのって、こっちの人は気づかないもんなんだろうな…

 一瞬そっちに気をとられていたからだろう。
 窓の向こう、下にいきなり広がっていた川の光景にはびっくりした。
 しかも…
 あれ?雨、今は小雨だけど、夜は結構降っていたんだろうか。
 グレーに濁った水がどうとう流れていて、微かにここまで振動を感じられる。
 でも、音はあまりしない。窓のガラスが厚いからかなー。

 川の水は、対岸のコンクリート、かなり上まできている。
 でも、その上に広がっている昔ながらの黒い町並みは小雨に濡れそぼっているものの、わたしが思い描いていた通り。
 ふぅぅぅー
 何だかわからない。
 思いっきり息を吐いたら、昨日までの仕事の疲れや、あと体のわるいモノが一気に抜けていくような…
 そう…
 さっきのバイトくんにはすまないことしちゃったな。
 わたし、やっぱりこの頃疲れてるのかもなぁ…
 会社の行き帰りとか、あと、家にいる時も。何かにつけ、よくイラっとしている気がする。
 面倒なプロジェクト任されちゃったから…
 向こうの担当、オヤジでいけすかないし。ウチはウチで、先の長い仕事で面倒くさいもんだから、みんな逃げちゃうし…
 あ、そうだ。この増水した川の光景、写真に撮っとこっと。
 あれ、右側に橋がある。
 歩いてる人、こんなに増水してるのに怖くないのかなぁ…

 うん。上手く撮れた。ふふっ。
 ブログのトップはこれね。
 えっ?なに。誰か、何か言いあらそいしてるみたいな…
 あ、さっきのニキビのバイトくんだ。
 どうしたんだろ?ペコペコ頭下げて…
 うわっ。激しい。コワっ。
 なんだろ?あの青いパーカーを着た女、スッゴイ怒ってて。
 嫌だなぁ…。
 何であんなに怒るんだろう。みっともないって思わないのかな。
 しかし、バイトくんも災難だなー。朝っぱらから、変な女にからまれちゃって。
 あ、出てっちゃった。あの女、よっぽどね。
 でも、よかった。
 せっかくの旅行なのに、あんな変な女と同じ店にいるの嫌だもん。

 あぁ~あ。雨、まだ降ってるみたいだなぁ…
 そうだ。スマホで天気予報見てみよう。
 うん。だから、天気予報だけよ。他は見ない。絶対。
 あれ。メール来てる。誰だろ?
 えぇー、B山クン?
 もぉっ何よ。わたし、今日から休みって言ってあるじゃない。
 もぉいい加減、自分で考えて仕事してよ!

 あぁ~あ。旅先でスマホなんか見ると、ホントろくなことない。
 もぉ絶対見ない!
 あれ?あの橋の上…
 あの青いパーカーって…
 あっ。さっきバイトくんに文句言ってた女じゃん。
 何やってんだろ?橋の上で…。
 こんな雨降ってるのに、傘もささないで。
 えぇー、何見てるんだろ?あんなに身を乗り出して…。
 えぇっ!ちょっと、まさか飛び込むつもりとか…
 あ、違う?川に向かって、何か叫んでる?
 え、なに?川に何かあるの?こんな増水した川に?えぇぇっ!?
 あれ?何だ。急に、向こうに歩き出しちゃった。
 なんだろ?あの女…
 変な女っ。いい齢して、あんなハデな青いパーカー着てさ。
 あぁそう。そうよねー。あのくらいの女って、旅行っていうと浮かれちゃってさ。変にハデな服着たがるのよね。
 あー、嫌だ、嫌だ。
 でも、もぉ行っちゃったし。よかった。ふふっ。

 しっかし、やまないなー、この雨…
 そう。天気予報見るつもりだったんだ。
 あれ?スマホは…。
 あー、そうか。B山のヤツがメール送ってきてたから、メール返してバッグにしまっちゃったんだ。もぉっ。
 あのバカ、まさかまたメール送ってきたりしてない……
 ふぅぅー。
 B山も、さすがにそこまで使えなくはなかったってことね。ふふっ。
 で?この天気、どうなるの……


 こんなに青い空っていったい…。
 ホント、朝方の雨降りのあの空が信じられない。
 町歩きは午後にして、午前中は自転車を借りて郊外の方に行ってみることにしたのは正解ね。
 こんなにお天気よかったら、東京は暑いんだろうなぁ…
 こっちは、やっぱり山間地ってことなんだろうな。暑いっちゃぁ暑いんだけど、でもそれが心地いいのよね。
 さっきから自転車ずっとこぎっ放しなのに、汗全然かいてない。
 あ、でもさすがにのど渇いたかも…
 ていうか、今何時?
 あ、なんだ。もぉとっくにお昼すぎてんじゃない。
 そうよねー。お腹もすいたよねー。
 でも、こんなトコじゃぁ、お昼食べられるようなトコある……。
 うーん。だからスマホは見ない!見ないったら、見ない。
 だって、またB山のヤツからメール来てたらどうするの?
 せっかくこんな気持ちいいのに…
 でも、ホントお腹空いちゃったしなー。
 あぁっもぉっ!
 ちょっ、ちょっとだけよ。おいしいお昼を食べられそうなお店、探すだけ……


 あぁー、美味しかった。
 幸せ…
 やっぱりスマホの情報力ってスゴイな。
 こんなおいしいお店がすぐ近くにあったなんて。
 あの時、スマホ見なかったら絶対わからなかったよね。ふふっ。
「お客さん。お下げしていいですかぁ。」
「あ、はい。あ、すみません。お茶をもらえませんか?」
「お茶ぁ?あぁ。ちょっと待ってくださいねぇ。」
 地元のおばさんなんだろうか?言葉の微妙なイントネーションが、朝のニキビのバイトくんと似ている。
 今食べたご飯も、まさにそんな、いかにも農村のお昼ご飯っていう風で。なんだろ?そう、素朴だけど優しい味って言ったらいいのかなー。
 食べる前にデジカメで撮った画像も、おいしそう撮れて…、ていうか実物よりおいしそう、かも。ふふっ。
 コレ、ブログに載せたら、みんな「いつもながらうらやましい」とか、コメント書いてくれるよ。
 あー、そう。わたし、写真撮るの、絶対上手くなったよねー。
 あれ?あ、そうだった。お茶、もぉなかったんだっけ。
 えー、どうしたのかなぁ。お茶くださいって言ったのにぃー。
 さっきのおばさん、どうしちゃったんだろ?
 ていうか、どこにもいないし。
 もぉなんだろ?せっかく幸せな気分になったのにー。
 そうだ。ブログに、味はいいけど店員のサービスは悪いって書いてやろ…
 お茶、もぉいいや。行こ…。
 そうだよ。町、まだ全然見てないんだもん。
 えーと、お会計は…。あ、あそこかな?

「あれぇ。お客さん、もぉお帰りですぅ?
 お茶ぁ、すっかり出涸らしになっちゃたもんで。
 今、新しいの淹れなおしてたとこなんですよぉ。」
「あぁ…。えぇ。もぉいいです。時間ないんで。
 それよりお会計お願いします。」
「あぁお急ぎだったんですかぁ。そりゃ申しわけなかったですぅ。」
「だから、お会計…。」
「はいはい。少々お待ちをぉ。」
 この店員のおばさん、なんだ動きがこんなにスローモーなんだろう。
 こっちはとっくに財布からお金を出して用意しているというのに。
 ちょっとイラっとする。
 何気にプイっと横を見た途端目に入ってきたのは、えっ…
 青いパーカーって、えぇーっ、またあの女!?
 あのドギツイ色も、後姿も、そう。やっぱりあの女だ。
 朝、カフェでニキビのバイトくんを怒鳴り散らしていた…
 こんなとこで、また一緒になるなんて、えぇぇー。
 え、何よ。あの変な女。
 今ここにいるってことは、あの女も自転車でこの辺りを観光してたってことなの?
 何よそれぇー。
 しかもあの女、今はご飯の撮影の真っ最中だよ。
 立ちあがっちゃって、あっちから、こっちから…
 えぇぇっ?もしかして、あの女もブログの写真とか…
 あぁー、なんかすごく嫌…
 その嫌悪感に、うわーっとなった瞬間それに気がついた。
 あれ?あのパーカー…
 青じゃないんだ…
 ううん。違う、違う。青は青なんだけど、青をベースに模様が細かくプリントされてる…
 えぇっ!あのパーカーって…
 ま、まさか…。あのパーカーぁ?

「お客さんっ、お客さん。」
「っ?」
「どうしましたぁ?ほら、お釣りですよぉ。」
「あ、あぁ…。」
「あれぇ?お客さん、もしかして、あちらとお知り合いなんですかぁ?」
「え、知り合い?
 ちょ、ちょっと…。そ、そんなことあるわけない…。」
「あれ。これまた申し訳ないですぅ。
 あたしら田舎の人間は、そういうとこ察しわるくてぇ。」
「だからっ。もぉ違う。違うの…。そういうことじゃないの……。」


 その後、町に戻ったA子さん。
 でも町を観光することはなく、そのまま帰ることにしたらしい。
 というのも、そのまま旅行を続けていたら、またその青いパーカーの女に出くわすんじゃないかって…。
 実はA子さん、あの青いパーカーには見憶えがあった。
 それは、その十何年前。
 当時付き合っていた男性と、海外のリゾートに旅行に行った時だった。
 夕方の海風が思いのほか冷たくて、ホテルで買ったパーカー。
 その頃流行っていた海外のデザイナーのもので、その時は南の島の高揚感で買っちゃったけど、でも日本で普段着るにはちょっと派手なデザイン。
 その男性とはその後別れてしまったけど。でも、あの青いパーカーは、その思い出を捨ててしまうようで、まだ家のどこかにあるはずだった。
 もちろん、A子さんの青いパーカーを、その見ず知らずの女性が着ているはずはない。
 それは、A子さんもわかっていた。

 でも、A子さん。
 あのまま旅行を続けていたら、また、あの青いパーカーの女に出遭ってしまうような気がしたのだと。
 次に遭ったら、今度こそはその顔を見てしまうかもしれない。
 その顔は、そう、それは自分の顔をしているんじゃないかって……
 その町で、あの青いパーカーの女と出遭うのは 今の自分の姿を見せられるようで、もぉ居ても立っても居られないくらい恐ろしかったのだと言う。


 自分に出遭ったという怪談は多い。
 ただ、それは、その出遭った自分を、いわゆる「ドッペルゲンガー」だとする人と、「自分の生霊」だとする人に分かれる。
 もちろん、「ドッペルゲンガー」も「生霊」も定かなモノではない。
 でも、「ドッペルゲンガー」は、ソレは“自分と同じに見えるが自分とは異なる存在”という意味合いなのに対して。「自分の生霊」というのは、“自分の内にある自分の負が具現化した存在”という意味合いが強いように思う。

 出遭ってしまったその“自分”を、「あれは自分の生霊だ」とする人は、なぜか女性が多い。



                     ―― 『青いパーカーの女(わたし)』〈了〉


注!無断転載禁止
  断りなく転載されるのは非常に不愉快です。やめてください
  ブログの記事は全て「著作物」であり、著作権法の対象です
      ↑
   ちょっと剣呑で、ゴメン(^^;)


 おことわり
 主人公の性格は、キャラ付けしてあえて誇張しています。
 実際の本人は、“ごくごく普通の善人”です。
 (もっとも、心の内はわかりませんが…)



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2016
03.06

お悩みカフェ ~ 第六回:ファンタジーに惑う。いや、惑ってみたい…、のか?(笑)

Category: お悩みカフェ


 いや、別に変な妄想(ファンタジー)に惑ってるわけじゃぁなくってね(笑)
 惑ってるのは(惑わされてるのは)、ファンタジーな「お話」!

 ま、なんで、ファンタジーに惑ってるかというと、たぶんそれは、笑劇…、じゃなかった、“衝撃!”、なのかなーと。
 本人には“衝撃”でも、他人からみれば“笑劇”って往々にしてありますよね

 って、いちいち、にーにー、話がまどろっこしいわけですが、まぁぶっちゃけちゃえば意外と単純。
 つまりはまぁ他の方のブログの「お話(小説)」を読んで、その出来にちょっと“衝撃を受けちゃった”と。
 で、まぁその衝撃をカンタンに言っちゃうならば。
 あぁオレって、今、逆立ちしたってあそこで書けねぇなぁ…
 なんて感じでしょうか?(笑)

 いや。(笑)って、全然笑いごとじゃないんですけどね。
 でもまぁ、とりあえずつけちまぇ!みたいなー(爆)

 まぁそんなおバカなことばっか書いてますけど、でもおバカがおバカなこと四の五の言ったり書いたりしてる時って、実はそーとー悩んでたりってこと、世間では往々にしてあるもんなんですね。
 え、なに?“悩むなんて、ダサいヤツだけさ!”って? ま、それはそれ…www


 ま、そんなおバカのたわ言ばっか書いててもしょうがないわけですが、ま、思ったのは、私がファンタジーが苦手っていうのはあるんだろうなーって。
 ただ…。
 ファンタジーが苦手って、えー、でも、『誰も知らない小さな国』と『ウォーターシップダウンのうさぎたち』は、いまだに時々本棚から引っ張り出して読むけどなぁ…とも思うわけですよ。

 そのほか、ハリーポッターが流行った頃に読んだ『リトルカントリー』は無茶苦茶面白かったし。
 あ、そういえば、その頃『ダーククリスタル』のDVD買ったっけなーって。
 あ、そう。DVDって言えば、学生の頃に読んだ『指輪物語』がその頃映画になったんで、そのDVDも買ったっけ…なんて思い出して、やっと気づきました。

 あ、『ロード・オブ・ザ・リング』、買ったのに見てない!(爆)
 ていうか、タイトル、なんで『指輪物語』じゃダメなんだ!

 そう、そこなんでしょうね。
 『ロード・オブ・ザ・リング』って、なぜか見る気がしない。
 つまり、私はあの手の「ハイ・ファンタジー」というジャンルが好きじゃないんでしょう。
 思い起こせば、ブログで知り合った方に影響を受けてSF、いろいろ読んだんですけど。
 でも、一年くらい経ったら急につまんなくなっちゃったのは、“SFってファンタジーみたい”と思ったことが大きいように思います。

 考えてみれば、『スターウォーズ』もそうです。
 ま、『スターウォーズ』は、“映画が公開される前、TVでバカ騒ぎしている時が一番面白い”っていうのは大いにあるわけですがー(爆)
 それはまぁそれとして、私は、ジェダイがあまり出てこない「旧三部作」の方が全然面白かった気がするんです。
 あの「新三部作」ってぇヤツは、ジェダイ連中がとにっかく辛気臭くって。見ていて、もぉゲンナリ…(笑)

 そもそも、フォースだかなんだか知らねーけど、ライトセイバー振り回して光線(銃)をよけるなんてこと出来るわけねーじゃん。光より早く腕を動かせるとでも言うのかよ!なんて。
 まーつまり、私は、あの手の「幻術使い」みたいなのがキライなんでしょう(笑)

 そうそう、「幻術使い」といえば、『三国志』ですよ。
 自慢じゃないですけど、『三国志』って定番の吉川英治のヤツから始まって4種類か5種類読みましたけど、必ず途中で挫折するのは諸葛孔明ってヤツが大っ嫌いだからです(爆)
 え、なに?他人のせいにするな!ってwww
 アイツが出てきた途端、劉備玄徳、急に強くなっちゃって、読んでてなんだかアッホくさ~って。
 いや。実際は、そこに“まともな人”が一人いるかいないかで全然違うんでしょうけどね

 ま、諸葛孔明は「軍師」なわけですけど、つまり軍師って、金ばっかとって何の役にも立たない「コンサルタント会社」みたいだから大っ嫌いというのは大いにありつつ(笑)
 いや、いいコンサルタントもいるんですけどねぇ…
 風水だのなんだの説くもんだから(ま、それは当時だからしょうがないんでしょけど)、どうしても幻術使いか詐欺師に見えちゃうんですよ。
 つまり、今の世でコンサルタントに依頼する会社がダメになるように、蜀はそんな幻術使いに頼るから滅びちゃったんじゃないの~って(笑)


 って、なんだか話が脱線したような。
 そう、だから、これを読んでる人からすれば、「ファンタジーが好きじゃないならそれでいいんじゃない。そんなの人それぞれなんだから」って思いますよね。

 もちろん。それは、その通りなんです(爆)
 その通りなんですけど、そんなことをグダグダ書いてるのは、やっぱりブログで読んだその「お話」がすごく面白かったからなんでしょう。
 つまり、面白かったから、自分もそんなのを書いてみたい。
 でも、今の自分には絶対書けない。
 そのジレンマなのでしょう。
 なんか、オレ、最近誰かに似てきた?(笑)


 で、まぁ。
 そこまで書いておいてなんですけど、そのジレンマって、実は3週間前に解決済みだったりもするんですけどね(笑)
 ていうのは、その自分が書けないファンタジーって、そもそも何なんだろう?って考えていたら。
 そうか。一口にファンタジーったって、範囲は広いんだよなって気がついたと。
 つまり、いわゆる「ハイ・ファンタジー」は無理だけど、でも「ホラーというファンタジー」なら書けるんじゃない?って気がついたわけです。
 それに気がついたら、「あ、それって。そもそも自分が一番やりたかったことじゃん!」ってことにも気づいたと(笑)

 思い返せば、怪談でずいぶん回り道したけど、でもやっと元の所に戻ってきたんだなーって、「いやー、感謝!感謝!」なぁ~んて。2週間くらい、脳天気に喜んでいたわけですが……

 この1週間、またジレンマにおちいっちゃったのは、「あぁ~、オレって書き方に戦略がないんだなぁ…」って気づいちゃったんですね(笑)
 それに気づいたのは、もちろんその読んで面白かったor面白いブログの「お話」をいろいろ思い返していたからというのは大いにありつつ。
 それとともに、やっぱり別のお話を書いている方のブログに書いたコメントを思い返していてハッとしたんです。
 コメントではエラそうに書いてたけど、よっぽど自分の方が深く考えずにイメージが湧くままに書き散らかしてるよなーって。 ←意外と殊勝に反省するタイプwww


 ねぇ…。

 ま、読んでる方からすれば、「ねぇ…」って書かれても困ると思うんですけど、とはいえ、ねぇ…。

 もう文末に(笑)すら付ける気力もなくなっちゃいましたけど、とはいえ、ま、それもまた面白いのかな?って。

 というよりは、だからこそ面白いのかもしれませんね(笑)





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